マカフィーはいらないって本当？Windowsからのアンインストール方法も紹介

「マカフィーはいらない。」

ネットでセキュリティソフトに関する口コミを調査していると、上記のような口コミを見かけることがあります。

しかし、本当にマカフィーは不要なのでしょうか？

この記事では、「マカフィーはいらない」と言われる理由を掘り下げ、実際の必要性について検証します。

必要な方にはお得に購入する方法を、不要な方にはアンインストールする方法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

本当に不要？マカフィーがいらないと言われる理由

まずは、「マカフィーはいらない」と言われる3つの理由と、その妥当性についての見解をまとめます。

ネット上の口コミを大きく分類すると、マカフィーがいらないと言われる理由は主に以下の3つでした。

それぞれの詳細は、以下の通りです。

こちらの意見は、「マカフィーに限らずそもそもセキュリティソフト自体が不要」といった内容です。

Windows10や11には無料のWindowsセキュリティが標準搭載されていますし、MacOSの堅牢性には定評があります。

また、iPhoneやiPadに搭載されているiOSにおいては、その堅牢性もさることながら、そもそもウイルススキャンが行えないため、セキュリティソフトを入れる意味がないといった意見もあります。

確かに、「ウイルス対策」という観点においては、現在は各OSの機能が上がり、Windowsのようにウイルス対策ソフトが標準搭載されているケースもあることから、セキュリティソフト自体の不要論が出てきていることも事実です。

しかし、現代におけるパソコン・スマホ・タブレットのセキュリティ対策は、ウイルス対策だけでは完結しません。

危険なWebサイトやリンクを回避してパスワードや機密性の高いファイルの漏えいを防止する機能や、デバイスの機能を向上させる機能など、ウイルス対策「+α」のセキュリティ対策が求められています。

当然、マカフィー + プレミアムにも、以下のようなウイルス対策「+α」のセキュリティ機能が搭載されています。

セキュリティ機能	内容
マカフィーセーフファミリー	閲覧を許可するオンラインサイトの設定が可能。子どもの適切なインターネット利用を促す。
脆弱性スキャン	スキャンやインストールのためのツールを統合。 Windows やアプリケーションのアップデートを効率化する。
パスワードマネージャー	パスワードの保存、自動入力、ユニークパスワードの生成。パスワードセキュリティと管理が簡単に行える。
マカフィーウェブアドバイザー	危険なウェブサイト、リンク、ファイルに対して警告を実施。サイト閲覧、ショッピング、バンキングが安全に行えるようサポートする。
パソコン最適化	使用しているデバイスを自動的に現在のタスクに集中させる。作業を素早く進めることが可能となる。
ウェブブースト	自動再生動画を一時的に停止。安定したサイト閲覧や、バッテリーや帯域の最大化に貢献する。
アプリブースト	リソースを大量消費するアプリにリソースを振り分け。素早くジョブを完了させる。
マカフィーシュレッダー	機密性のあるファイルを削除して、痕跡を残りにくくする。
マカフィークイッククリーン	不要なファイルを削除してストレージ容量を確保。 Cookie や一時ファイルを破棄する。

これらの「+α」のセキュリティ機能を必要だと感じる方は、マカフィーをはじめとするセキュリティソフトの導入を検討されると良いでしょう。

マカフィーが不要な理由として、「ウイルス検出能力が低い」「動作が重い」といった口コミも目にしました。

確かに、過去にはセキュリティソフトの性能を検査する第三者機関AV-TESTの結果が思わしくなかったことあります。

しかし、現在のAV-TESTの結果を参照すると、「ウイルス・マルウェアの検出能力」「軽さを示す速度低下度」のいずれの数字も、かなりの好結果を記録しています。

【ウイルス・マルウェアの検出能力】

【軽さを示す速度低下度】