「渋谷カケル法律事務所」エンターテインメント法務が得意!作曲家である弁護士が敏腕を振るう事務所
今回、お話をお伺いしたのは、『渋谷カケル法律事務所』弁護士の 高木 啓成 様です。
東京都渋谷区に事務所を構える『渋谷カケル法律事務所』の、理念やこだわり、安心&強みなどをお伺いしつつ、過去の実績やこれからの展望についてなどを聞かせていただきました。
最後に、色々な悩みを抱え、専門家に相談をしようかどうしようか迷っている方に向けてのメッセージもいただきました!
渋谷カケル法律事務所 様について教えてください
当事務所は、法律面のサポートはもちろん、法的サポートを超えてエンターテインメントに寄与することを理念としています。
当事務所のご依頼者は、次のような方々が中心です。
- 音楽や映像・動画関連企業、ゲーム会社
- YouTuberやインフルエンサーの事務所
- タレント事務所・声優事務所
- 同人関連企業
- ミュージシャンやマンガ家などの個人の方々
当事務所の特色として、伝統のある企業よりも、スタートアップ・ベンチャー企業のご依頼者が多い点があげられます。そのため、顧問先との連絡は、zoomはもちろん、chatworkやslackなどにも対応しています。
エンターテインメント法務といっても、知的財産権に限りません。たとえば、マンガ家さんが離婚すれば著作権の財産分与が問題になりますし、ミュージシャンが亡くなると印税の相続の問題が発生します。また、エンターテインメント企業においても労働問題はつきものです。
渋谷カケル法律事務所 様の強みはどこですか?
法律、商慣習やビジネス、制作実務などを踏まえての法的サポート
当事務所ではエンターテインメント法務を重点的に取り扱っているため、法律だけでなく、商慣習やビジネス上の規約(YouTubeのガイドラインやJASRACの約款など)についても把握するように努めています。
また、代表弁護士の高木啓成は音楽制作の現場でも活動しており、制作実務についての知見を有しています。
常に新しいテーマにキャッチアップしている
エンターテイメント同様、法律事務所も、常に新しいテーマにキャッチアップしていかなければなりません。
技術の進化とともに、たとえば、VTuberやNFTアートのような新しい文化、漫画違法サイトやファスト映画のような新しい問題も次々と出現しています。
講演会・セミナーへの登壇、メディアへの出演多数
当事務所は有益な情報を多くの人に伝えることも重要な使命としています。
また、テレビ、ラジオ、新聞、ネットメディア問わず、出演や取材協力のご依頼をいただくことも多く、可能な限り協力するようにしています。
所属されている 弁護士 様をご紹介ください
実績をご紹介いただけますか?
相談内容 | 音楽の分野での新しいサービスを立ち上げようとしている。 法務リスクの調査や、各種契約書や利用規約の作成を依頼したい。 |
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相談者様情報 | エンターテインメント関連のベンチャー企業 |
事例文章(解決方法など) | 法的観点だけでなく、商慣習も踏まえてリスクの洗い出しを行います。また、「そのサービスに需要があるか」、「どのようなユーザーに求められるか」等のご相談を受けることも多く、弁護士としての経験や作家としての立場から、自分なりの意見をお伝えするようにしています。 契約書や利用規約については、そのサービス上のご依頼者のポジション(純粋なプラットフォーマーとなるのか、それとも売買・委託契約の当事者となるのか)を決めるところから、著作権法上の各権利の処理、事実上のクレーム防止まで考慮し、制作実務を踏まえて作成いたします。 |
相談内容 | 所属のタレントが不祥事を起こし、いわゆる「炎上」状態になってしまった |
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相談者様情報 | タレント事務所 |
事例文章(解決方法など) | 被害者がいる事案では、迅速に被害者対応を行います。また、状況によってはクライアント対応も行う必要があります。その上で、現状どのように対応すべきなのか、今後どのような内容のリリースを行うべきなのか等について、最新の事実関係や過去の炎上事案を踏まえてご提案します。再発防止に向けて、所属タレントへの啓蒙のためのセミナー等も対応いたします。 |
嬉しかったエピソードがあれば教えていただけますか?
少し前のことになりますが、人気ロックギタリストさんから依頼を受けて、所属していた事務所に対し未払報酬やパワハラの慰謝料を請求するという事件を手掛けました。
僕が昔ロックバンドでドラムを叩いていたことをお話していたので、その訴訟が解決した後、「復活ライブをやるので共演しませんか?」とオファーをいただき、2021年の3月と4月に、数年ぶりにステージで演奏することができました。ヴィジュアル系のメイクをするのも初めての経験で新鮮でした。
(左:高木弁護士様 右:ご依頼者の華那様)
訴訟だけでなく音楽の再始動をサポートすることができたというのも、自分のなかで意義がありましたし、何より、ご依頼者と大きなステージで共演できたことはとても嬉しい経験でした。
これからの展望について伺えますか?
まだまだ構想段階ですが、イベントスペースのある本屋さんや雑貨屋さんのように、定期的にイベントを開催して、自然と人が集まる法律事務所にしていきたいという展望があります。
コロナ以降は開催が難しくなっていますが、以前は、うちの事務所で不定期にクリエイター向けのイベントを開催したりしていました。小さな会議室が人でいっぱいになり、いろんな意見や質問が交わされ、とても刺激を受けます。
これからの時代、法律事務所は「所属弁護士多数!相談件数何千件!」といったことではなく、どれだけ個々の依頼者に必要とされるかが問われていくのではないかと思います。
そのためにも、法律のテーマに限らず、その業界で活躍している人たちのセミナーや勉強会を開催したり、新たな書籍を出版したり、それ以外のコンテンツも考えていますが、皆さんとの活気のある交流の場として、法律事務所を発展させていけたらなと思っています。
最後に…色々な悩みをお持ちの方に一言お願いします
法律相談や顧問契約のご検討のご相談は、企業・個人問わず、いつもお受けしていますので、ご遠慮なくお問い合わせください。
僕が書いた書籍やインターネット上の記事などを読んで、当事務所をご存知になる方が多いようです。
また、ベネッセの学生向け職業案内の書籍で僕の仕事を取り上げていただいたことから、ときどき、「エンターテインメント法務ってどんな仕事なんですか?」「音楽系の起業を考えているのでお話聞かせてください」と、高校生や大学生が訪ねて来てくれたりします。
このようなお問い合わせも大歓迎です。もちろん学生は無料で大丈夫です。
一方、著名人ご本人やそのご家族は、お問い合わせに抵抗があることが多いようです。
たとえば、ミュージシャンが亡くなって、著作権印税や二次使用料印税の相続や遺産分割でご家族が弁護士を必要としたり、未成年者のタレントが事務所とトラブルになってしまい、親御さんからお問い合わせいただくようなことがあります。
このようなとき、「はじめは、顔見知りでない弁護士に飛び込みで相談するのはためらいがありました」とよく聞きます。
当事務所はとても小さな法律事務所ですが、著名人や、著名人のご家族からのご依頼も受けていますので、ご安心いただければと思います。
渋谷カケル法律事務所 様の【基本情報】
項目 | 基本情報 |
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事務所名 | 渋谷カケル法律事務所 |
所在地 | 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町2-1 渋谷ホームズ216 |
最寄り駅 | 渋谷駅(徒歩7~8分) |
TEL | 03-6455-2676 |
URL | 公式:https://shibuyakakeru.com/ |
営業時間/定休日 | 【営業時間】平日10:00-19:00 【定休日】土日、祝祭日 |
対応エリア | 顧問契約や法律相談は、日本全国からご依頼いただいています。遠隔地の訴訟などは、交通費・日当との関係で、お近くの弁護士にご依頼いただくことをお勧めする場合もあります。 |
その他 | ●事前にご相談いただければ、営業時間外、土日祝日のご相談も対応いたします。 ●オンラインでの法律相談(有料)も承っております。 |
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弁護士
(本記事情報は2022年2月時点のものです)