porty(ポルティ)は、個人間の不動産売買をサポートする珍しいサービスです。不動産売却・不動産購入の新しい形として注目を集めています。
しかし、ポルティは2024年に始まった新しいサービスであるため、「どのようなサービスなの?」「悪い評判がないか不安」など、サービスを利用するか迷ってしまう人もいるかもしれません。
そこで本記事では、ポルティの評判を独自調査しました。調査してわかったポルティの評判やサービスの特徴、利用方法を解説します。売却時の利用に際して注意したいポイントもまとめたので、ぜひ参考にしてください。
ポルティのリアルな評判・口コミ
まずは実際にポルティで不動産売買のマッチングを経験した人の、リアルな評判・口コミを見てみましょう。編集部で独自にアンケートを収集しました。その結果を良い口コミと悪い口コミに分けて紹介します。
※アンケート実施期間:2024年5月、クラウドワークス調べ
ポルティの良い評判・口コミ

AIが説明文を自動生成してくれるので、手間をかけずに出品できた点がとても助かりました。メッセージ機能で買い手と直接やりとりできるのも安心感がありました。契約面では専門スタッフがしっかりフォローしてくれ、初心者でも安心して取引できました。
(40代男性/年収400万~600万円未満/売買した不動産:土地/埼玉県)



ポルティを利用して良かった点は、「アプリがとても使いやすかった」ところです。アプリ内のチャット機能を利用して、売主と直接やりとりができるので、質問や相談などをしてすぐに返答が返ってくるのはとても良いなと感じました。
(40代男性/年収400万~600万円未満/売買した不動産:一戸建て/大阪府)



仲介を通さずに直接交渉できる点が魅力で、費用を抑えつつスピーディに話を進められたのが良かったです。サポート体制も丁寧で安心感がありました。
(40代男性/年収400万~600万円未満/売買した不動産:土地/神奈川県)



スマホだけで手軽に掲載でき、AIによるタイトル生成なども便利でした。空き家のようなニッチな物件でも反響があり、想像以上にスムーズに進みました。
(40代男性/年収400万~600万円未満/売買した不動産:土地/千葉県)



物件の登録から購入希望者とのやり取りまでを自分で管理でき、仲介手数料が不要なのが大きな魅力でした。
(40代男性/年収400万~600万円未満/売買した不動産:土地/神奈川県)



簡易的なシステムで、手間をかけることなく気軽に利用できるのが良いです。他にはない便利な取り組みにより、イメージしやすくなりました。
(40代女性/年収200万円未満/売買した不動産:マンション/神奈川県)



仲介手数料がなく、交渉なども個人個人で行えるので、柔軟性があり条件にも合わせやすいのは大変良かったです。
(40代男性/年収600万~800万円未満/売買した不動産:マンション/大阪府)



ネット広告でもなかなか見つけづらい魅力的な不動産に関する情報が得られたことです。
(30代男性/年収200万~400万円未満/売買した不動産:一戸建て・土地/神奈川県)



アプリの使いやすさが何よりで知りたい情報をすぐに探すことができましたしスムーズにマッチングしました。
(40代男性/年収400万~600万円未満/売買した不動産:一戸建て/東京都)



仲介手数料がかからず、自分で価格や条件を設定できるのが大きな魅力でした。アプリのUIもシンプルで見やすく、初心者でも迷わず進められる点が安心でした。自分のペースで売却を進められたのも良かったです。
(50代男性/年収200万~400万円未満/売買した不動産:マンション/愛知県)



AIによる即時査定サービスが良かったです。しかも登録不要で使えるのが良いです。不動産会社等に依頼するよりも手軽です。
(40代男性/年収400万~600万円未満/売買した不動産:土地/千葉県)
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ポルティの悪い評判・口コミ



セルフ売買の仕組みを見ると、もう少し初心者向けにわかりやすい解説が欲しいところです。
(30代男性/年収200万~400万円未満/売買した不動産:一戸建て・土地/神奈川県)



物件情報の更新がやや遅い印象がありました。すでに成約済みの物件が残っていたり、詳細が不明なまま掲載されていることもあり、比較検討の際にやや不便に感じました。リアルタイムの反映を期待します。
(30代女性/年収600万~800万円未満/売買した不動産:マンション/東京都)



検索したところの物件数が少なかったことが残念でした。このご時世で仕方ないことなんでしょうが、もう少し物件自体が増えたらいいなと思いました。
(30代女性/年収200万円未満/売買した不動産:一戸建て/和歌山県)



情報が間違いないのか分かりにくいので、せめて情報の管理はきちんとしてもらいたいです。
(40代男性/年収600万~800万円未満/売買した不動産:マンション/大阪府)



購入希望者への返信を忘れないようリマインダー機能があると助かります。また、初めての利用者向けにもう少し丁寧な操作ガイドがあると安心です。
(40代男性/年収400万~600万円未満/売買した不動産:土地/千葉県)



マッチングまでに少し時間がかかることがあり、もう少し購入希望者との出会いの機会が増える仕組みがあるといいと感じました。
(40代男性/年収400万~600万円未満/売買した不動産:土地/埼玉県)



通知のタイミングや履歴の表示方法に分かりづらい部分があり、操作性の向上を期待しています。
(40代男性/年収400万~600万円未満/売買した不動産:土地/神奈川県)



ポルティを利用して改善してほしい点は、住宅ローンを組む銀行の紹介などのお金関係も相談できたら良いのになと感じました。不動産に関しては不動産の専門家がいるので相談しやすかったのですが、お金のことに関しては自分で知識や情報を得たりしないといけなかったので、その点もサポートしてもらえるとありがたいなと感じました。
(40代男性/年収400万~600万円未満/売買した不動産:一戸建て/大阪府)



掲載されている情報の理解度が期待していたよりも高くなく、読み込む必要があったり時間がかかりました。
(40代男性/年収400万~600万円未満/売買した不動産:一戸建て/東京都)



マッチング後の連絡方法が少しわかりにくく、相手とのやりとりがスムーズに進まない場面がありました。通知のタイミングや方法についても改善の余地があると感じました。
(50代男性/年収200万~400万円未満/売買した不動産:マンション/愛知県)



価格交渉をしてくれる第三者のサポートの仕組みが欲しいので、有料オプションでも良いので、価格交渉までしてくれるサポートを追加して欲しいです。
(40代男性/年収400万~600万円未満/売買した不動産:土地/千葉県)



問い合わせ対応や価格交渉などを売主が自分で行うため、平日仕事があると少し負担に感じました。
(40代男性/年収400万~600万円未満/売買した不動産:土地/神奈川県)
評判・口コミからわかる「ポルティ」とは
ポルティの良い口コミでは、「仲介手数料がかからず、コストを抑えられる」「アプリが使いやすく、初心者でも安心」「AIによる即時査定が便利」といった点が高く評価されています。
特に、仲介手数料が不要であることから、費用を抑えて不動産取引を行いたいユーザーにとっては魅力的な選択肢といえそうです。
また、アプリの操作性やAI査定機能により、初めての不動産取引でもスムーズに進められる点が好評です。スマートフォンだけで物件登録が完了し、マッチングも迅速に行えることから、手軽さとスピード感を求めるユーザーから特に支持されています。
一方、悪い口コミでは、「物件情報の更新が遅い」「セルフ売買の仕組みが初心者にはわかりづらい」「マッチングまでに時間がかかる」といった意見も見受けられます。
また、セルフ売買の仕組みに対する理解不足や、初心者向けのサポートが不足しているとの指摘も。手軽に取引できる反面、初心者の場合は知識を自身でどう補っていくかが利用のポイントとなりそうです。
\AIのサポートがあるから取引しやすい!/
ポルティの特徴


サービス概要 | 個人間の不動産売買をプロがサポート |
運営会社 | 株式会社ポルティ |
サービス開始年 | 2024年 |
対応エリア | 全国 |
コラム | なし |
URL | https://porty.co.jp/ |
ポルティは、不動産をフリーマーケットのように直接取引できるサービスです。家や土地を売りたい売り手と買い手をマッチングして、直接売買取引ができます。売買契約など、個人売買でトラブルが起こりやすい部分は専門家がサポートするので、安心して取引が可能です。
不動産情報はブラウザでも閲覧できますが、取引メッセージのやり取りは専用アプリを利用します。スマートフォンアプリを利用するので、より気軽にどこでも不動産売買ができる点が特徴です。
また、売却価格の参考としてAI査定を受けることもできます。AI査定は最短10秒で結果がわかるので、「物件を売るか迷っている」という人にも利用しやすいです。
では、ポルティのサービスの特徴を以下でさらに詳しく解説します。
不動産売却はセルフセル取引
ポルティの不動産売買は、売り手と買い手が直接取引するセルフセル取引でおこなわれます。セルフセル取引とは、フリーマーケットのように、不動産を売りたい人と買いたい人が直接やり取りをして売買できる取引のことです。
一般的な不動産売買では不動産会社を介して取引します。一方ポルティでは、売り手が直接ポルティというプラットフォームに情報を発信し、買い手と直接やり取りして売買を進めます。


売り手は、物件情報の投稿や購入希望者とのやり取り、内見対応までを自分でおこなう必要があります。しかし売買契約につながれば、契約は専門家のサポートを受けられるので安心です。
売り手の仲介手数料は0円
ポルティでは、売り手には手数料がほとんどかからない点も特徴です。ポルティの手数料を表にまとめました。
売り手の手数料 | 買い手の手数料 |
---|---|
仲介手数料:0円 物件調査料:4万円 | 売却価格の3%+6万円 (800万円以上の場合) |
買い手の手数料は、一般的な不動産会社を介した不動産売買の仲介手数料と同様です。一方、売り手は物件情報の掲載料や売却手数料が0円なので、負担が最小限に抑えられるというメリットがあります。
AIによる最短10秒の空き家売却査定
ポルティでは、売り出し価格の参考としてAIによる空き家売却査定も利用できます。サービス名は空き家売却査定ですが、居住中の戸建て物件でも利用可能です。会員登録や個人情報の入力が必要ないのでより気軽に利用できます。また、査定を利用したあとに営業電話を受ける心配もありません。
査定に必要な入力項目は次のとおりです。
- 郵便番号、住所
- 土地面積
- 建物延床面積
- 建物構造
- 建物の築年数
- 建物のメンテナンス状態
- 内装・設備の状態
- 内装のリノベーション後経過年数
- 土地の間口の広さ
- 土地面積のうち宅地として利用不可能な面積
- 都市計画区分
- 前面道路塗装
- 前面道路幅が4m以上か
- セットバック面積
- 土地の形状
建物の築年数までは必須入力項目です。建物のメンテナンス状態以下は任意項目ですが、入力したほうがより高精度な査定結果が得られます。
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AI査定や匿名査定のサービスを紹介したこちらの記事もおすすめです。


ポルティで空き家や訳あり物件など不動産売却を進めるメリット


ポルティを利用した不動産売却にはさまざまなメリットがあります。ここでは、メリットを4つ紹介します。
売却のチャンスが広がる
ポルティは、どのような不動産でも売り出すことができます。掲載には費用がかからないので、売却のチャンスを広げるために利用する人も多いです。
空き家・土地・山林・倉庫・別荘・旅館などさまざまな不動産売却に対応しています。全国どこの不動産でも売り出すことができ、価格や築年数などに制限はありません、そのため、不動産会社を通じての売却が難しかった物件でも売却のチャンスがあるかもしれません。
通常の不動産会社では取り扱いがない物件を探している買い手と出会えることもあるので、売却チャンスを広げたいならぜひ利用したいサービスです。
自身のペースで空き家を売却できる
ポルティはセルフセル方式なので、自分のペースにあわせて売却を進めることができます。
不動産会社を介する売却では、売却活動は基本的に不動産会社の担当者の仕事です。プロに任せることができる点はメリットですが、場合によっては売却を急かされたり、売り出し価格の値下げを強く勧められたりする恐れもあります。
対してセルフセル方式なら、買い手とのやり取りは自分自身でおこないます。売るか売らないかの決断も自分でできるので、納得できるまで悩むことも可能です。
「自分のペースでゆっくり買い手が現れるのを待ちたい」「売り出し価格はこれ以上下げたくない」という人には、ポルティのセルフセル方式の売却が向いているでしょう。
空き家売却にかかる費用の節約
ポルティは売り手の手数料負担が少ないため、売却にかかる費用を大幅に節約できる点もメリットです。不動産会社の仲介で売却すると、仲介手数料や印紙税、登記費用などのコストがかかります。ポルティを利用すれば、大幅なコストカットも可能です。


特に仲介手数料は高額で、売却価格の3%+6万円を上限に不動産会社へ支払わなければなりません。例えば1,000万円で家を売却した場合の仲介手数料は36万円です。売却価格によっては、100万円以上になるケースもあります。しかしポルティでは売り手が負担しなければならない手数料は物件調査費の4万円のみです。
このように、売却価格にもよりますが、ポルティを利用することで売却費用の節約ができます。
不動産売却にかかる税金について詳しく解説したこちらの記事もおすすめです。


売却手続きの手軽さ
ポルティは、フリマアプリのように気軽に不動産売却ができるサービスです。気軽に不動産売却ができるようさまざまな工夫があります。
まず、売り出し価格は簡単なAI査定を参考に設定できます。不動産会社を介して売却する場合、不動産会社に物件情報や個人情報を提示して、訪問査定にも対応しなければなりません。ポルティのAI査定なら、個人情報なしで簡単に査定結果が出るので、手間や時間をかけずに売り出し価格を設定できます。
また、物件情報は写真と住所があれば投稿できるので、最短2分で売り出しを始められます。さらに、売買契約や取引に関する疑問は宅建士に相談ができます。個人間での取引に不安がある人でも利用しやすいサービスです。
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ポルティで不動産売却を進める注意点・デメリット


メリットが多くある一方で、ポルティにはデメリットや注意点もあります。ポルティは個人の不動産売買をサポートする珍しいサービスなので、利用する場合は自身や売却の目的にあっているか見極めが必要です。デメリット・注意点を確認しましょう。
買い手とのトラブルリスク
ポルティでは売り手が買い手と直接取引するため、トラブルが発生する可能性もあります。物件情報の共有や価格交渉がうまくいかないなど理由でトラブルに発展するリスクは無視できません。
このようなリスクに対して、ポルティでは次のようなサポートを提供しています。
- 不動産取引のプロである宅建士によるサポート
- 取引のキャンセル機能
- ポルティ運営への相談機能
まず、売買契約は宅建士が仲介します。取引内容を確認して、法的に問題がないか検証するので不当な取引がおこなわれる心配はありません。
次に、取引は物件の引き渡しや決済が完了するまでの間であればキャンセルが可能です。トラブルが起きても、「やっぱり売るのはやめる」という選択肢があるので利用者の安心感につながっています。
最後に、アプリ内から簡単にポルティ運営へ相談ができる点もリスク対策の一環です。取引や不動産売却に際して不安なことがあっても、すぐに問い合わせできるのでぜひ活用しましょう。
空き家を確実に売却できる保証はない
AI査定の結果どおりに不動産を売り出したからといって、必ず売却できるわけではありません。長い間売れ残っても、買取保証などが受けられるわけではない点はデメリットでしょう。
とはいえ、売却できる保証がないのは一般的な不動産会社による仲介売却でも同様です。大手不動産会社であれば一定期間売れない場合の買取保証がありますが、保証を受けるには条件を満たす必要があります。
ポルティの不動産売却は買い手が直接物件情報を見て購入を検討するため、魅力を伝える工夫が必要です。投稿に使用する写真や説明文は魅力あるものを選びましょう。また、物件を購入するメリットが伝わるような紹介文を作成するのもおすすめです。
売却にはアプリのインストールが必須
ポルティはスマートフォンアプリを使うサービスです。Webでも物件情報の閲覧やAI査定は利用できますが、実際に売り出したり、購入希望者とやり取りしたりするにはアプリのインストールが必要です。
つまり、スマートフォンを持っていない場合はポルティの全機能を使えないことになります。インストールやアプリ内での操作が必須になるので、スマートフォンの使用に苦手意識がある人にとっては難しく感じられるかもしれません。
不動産売却は基本的に所有者自身がおこないます。そのためスマートフォンを持っていない高齢の親名義の物件を売却したい場合などは、子がサポートするなど工夫が必要です。
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不動産査定アプリに興味がある人はこちらの記事も参考にしてください。


ポルティ以外の空き家・訳あり物件売却サービスとの比較


ポルティは、空き家や土地、別荘、農地といった通常の不動産売却では取り扱いが難しいといわれる物件でも気軽に売り出すことができるサービスです。ここでは、取り扱いが難しいとされる訳あり物件の売却を得意とした3つのサービスとポルティを比較しました。
さっそく下の表でサービスの特徴を比較してみてください。
サービス名 | 運営会社 | 設立年 | 資本金 | 対応エリア | 対応できる不動産の種類 | 主なサービス | 特徴 |
ポルティ 公式サイトはこちら | 株式会社ポルティ | 2022年 | 300万円 | 全国 | 空き家、土地、山林、倉庫、別荘、旅館など | ・宅建士サポート ・取引のキャンセル機能 ・問い合わせ、相談機能 | 売り手と買い手が直接取引できる |
成仏不動産の正しい買取 公式サイトはこちら | 株式会社マークス不動産 | 2016年 | 1億500万円 | 東京・神奈川・千葉・埼玉を中心に全国対応 | 孤独死物件、自殺物件、殺人物件、ゴミ屋敷物件など | 特殊清掃、遺品整理、残置物処分、相続手続き、お祓い・供養 | 自社販売で事故物件の買取拒否なし |
訳あり物件買取プロ 公式サイトはこちら | 株式会社AlbaLink | 2011年 | 2,400万円 | 全国 ※一部非対応エリアあり | 事故物件、訳あり物件、再建築不可物件、 未接道、不整形地、旗竿地、 狭小地、違法物件、古アパート | 特殊清掃、遺品整理、残置物整理 | 他社では難しい不整形地も買取可能 |
ハッピープランニング 公式サイトはこちら | ハッピープランニング株式会社 | 2008年 | 1,000万円 | 首都圏を中心に全国展開 | 孤独死物件、自殺物件、殺人物件、 ゴミ屋敷物件、激しく劣化した物件、 再建築不可物件、境界が不明確な物件など | 特殊清掃、遺品整理、残置物整理、相続登記相談など | メディア出演多数の実績 |
比較してみると、他3社は事故物件や訳あり物件に特化したサービスですが、ポルティは訳あり物件に限らずより幅広い物件に対応しています。売り手と直接取引ができる点もやはり大きな特徴です。
また、ポルティは新しいサービスであることもわかりました。実績や利用者はまだ多くはありませんが、比較した4社のなかでもっとも最新の需要を取り入れたサービスといえます。フリマアプリが普及するなか、不動産売買でも個人間の取引が当たり前になる日が来るかもしれません。
成仏不動産が気になる人はこちらの記事もおすすめです。


ポルティでの不動産売却がおすすめの人


ポルティの特徴やメリット・デメリットを踏まえると、ポルティの利用がおすすめなのは次のような人です。
- 手軽に不動産を売却したい人
- 取り扱いが難しい物件や買い手が見つかりにくい物件を売却したい人
- 自身のペースでじっくり売却を進めたい人
- 売却にかかる費用を節約したい人
ポルティは個人間で不動産売買ができるアプリです。査定や売り出しが簡単にできるので、手軽に不動産を売却したい人に向いています。
また、ニーズが限られている空き家や土地、訳あり物件など、不動産会社では取り扱いが難しい物件でも売り出しが可能です。買い手が現れるまでじっくり待つこともできるので、自分のペースで売却したい人にもおすすめです。
さらに、ポルティでは売り手の手数料は物件調査費の4万円のみ。仲介手数料などの費用を節約したい人にも向いています。
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ポルティで不動産を売却する流れ


ポルティを実際に利用して不動産を売却する際の手順を紹介します。主なステップは次の4つです。
- アプリのインストール
- 物件の写真や情報を投稿
- ポルティに会員登録
- 買い手と直接やり取り
- 買い手と売買契約を結ぶ
では、詳しい手順をみてみましょう。
アプリのインストール
まずはアプリをインストールしましょう。ただし「査定結果によって利用するか決めたい」という人は、公式Webサイトで査定を受けてからのほうが効率的です。
アプリはGoogle PlayかApp Storeからインストールしましょう。アプリのインストールは無料なので、サービスを詳しく知るためにお試しでインストールしてみるのもおすすめです。
アプリを立ち上げると、簡単なアプリの使い方や設定の案内があります。内容に従って操作すれば、簡単にアプリの利用を開始できます。
物件の写真や情報を投稿
アプリの設定が終わったら、さっそく物件情報を投稿してみましょう。
投稿するには物件の写真が必要です。写真は最大50枚まで追加できるので、物件の魅力が伝わる写真を集めましょう。外観・内観がはっきり写っている写真のほうがマッチング率が高いようです。
写真が用意できたら、アプリ画面下部の「投稿する」ボタンをタップして写真を追加しましょう。その後、物件のタイトル・説明・住所を入力します。番地以降の住所は非公開なので安心してください。最後に希望の売却価格を提示すれば投稿完了です。
ポルティに会員登録
買い手とメッセージのやり取りをおこなうには会員登録が必要です。会員登録に必要な入力項目は次のとおりです。
- ニックネーム
- プロフィール
- 電話番号
他にも、プロフィールに表示される画像の設定もできます。電話番号はSMS認証に必要です。
買い手と直接やり取り
投稿できたら、あとは購入希望者からの問い合わせがあるまで待つだけです。「気になる」という保存機能があるので、自分の物件がどの程度注目されているか確認もできます。反応がなければ、物件写真や紹介文をあたらめて様子をみましょう。
問い合わせがあったら、購入希望者本人と直接メッセージをやり取りします。物件に関する質問や、内見依頼を受けることもあるので真摯に対応しましょう。
購入意思が高い場合は、売却価格の相談や支払い方法、引き渡し時期、違約金の有無などの詳細な契約内容を話し合う必要があります。不安なことがあれば、ポルティの運営や宅建士に問い合わせましょう。
買い手と売買契約を結ぶ
詳しい契約内容が決まったらいよいよ売買契約に進みます。契約業務はポルティに依頼できるので、不動産売買に詳しくない人でも安心です。
また、不動産を売却した場合は所有者移転登記が必要です。住宅ローンが残っていた場合には、抵当権抹消登記も必要になります。登記手続きは自分でおこなうこともできますが、内容が複雑なので司法書士に依頼するのが無難でしょう。
ただし、登記手続きを依頼した場合は司法書士報酬がかかります。司法書士事務所によって異なりますが、費用は5万~15万円程度が相場です。
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個人売買の手順や費用について解説したこちらの記事もおすすめです。


ポルティで空き家や訳ありの不動産を売却するポイント


記事の終わりに、ポルティで不動産売却する際におさえておきたいポイントを3つ紹介します。ポイントをおさえてポルティのメリットを最大限に活かしましょう。
正確な情報で空き家の査定をする
AI査定機能である、ポルティ空き家売却査定を利用するなら、できるだけ正確な情報を入力したほうが査定結果の精度が高くなります。また、建物のメンテナンス状態や内装・設備の状態といった詳細な情報まで入力すると、高精度な査定結果が得られるのでおすすめです。
もちろんおおよその数字を入力しても査定額は算出されるので、売却するかどうかの参考にしたい場合はだいたいの数字で構いません。もし売却の意思が明確なら、購入時の売買契約書やパンフレット、登記簿謄本などの資料を使って詳細で正確な情報を入力しましょう。
売り出す価格は値引き交渉を考慮する
売り出し価格(希望の売却価格)は、値引き交渉があることを前提に設定することをおすすめします。
個人間の取引に関わらず、不動産売却では購入希望者から値引き交渉を受けることも珍しくありません。値引き交渉があることを考慮して、売りたい価格の1.1倍程度で売り出しておくと安心です。
ポルティでは自分のペースで売却を進められるので、希望価格で購入してくれる人が現われるのをじっくり待つことも可能です。売れない間も固定資産税といったコストはかかってしまいますが、慌てて売却しないで済む点はポルティならではの魅力です。
売却できるまでの期間に余裕を持つ
ポルティで売却する場合、成約までにある程度の時間がかかると考えておきましょう。
不動産を売却するには、不動産会社を利用した場合でも3~6ヵ月程度かかるのが一般的です。ポルティだけで売却しようとすると、買い手はポルティの利用者のみに限られてしまいます。つまり不動産会社を介しての売却活動に比べて、売却までに時間がかかりやすいです。売却を急ぐ人にはポルティの利用は向いていないかもしれません。
売却を急いでいる場合は、買取サービスの利用を検討しましょう。不動産会社が直接物件を買い取ってくれるので、早期の現金化がかないます。
\ スマホで始める、かんたん不動産売買/
不動産買取サービスが気になる人はこちらの記事もご覧ください。


まとめ


ポルティは不動産をフリマアプリのように個人間で売買できるサービスです。売買にはアプリを使用するので、より手軽に取引ができます。
幅広い不動産に対応しているので、不動産会社での取り扱いが難しい物件でも売却のチャンスが広がるメリットがあります。また、自分のペースでメッセージのやり取りや値下げなどの決断ができる点もメリットです。さらに、売り手の費用負担が少ないため、費用を節約したい人にも向いています。
他のサービスと比べても、不動産の個人間取引をサポートする点はポルティならではの特徴です。自分のペースで不動産売買を始めてみたい人は、ぜひポルティを利用してみてください。
◆記事で紹介した商品・サービスを購入・申込すると、売上の一部がマイナビニュース・マイナビウーマンに還元されることがあります。◆特定商品・サービスの広告を行う場合には、商品・サービス情報に「PR」表記を記載します。◆紹介している情報は、必ずしも個々の商品・サービスの安全性・有効性を示しているわけではありません。商品・サービスを選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品・サービススペックは、メーカーやサービス事業者のホームページの情報を参考にしています。◆記事内容は記事作成時のもので、その後、商品・サービスのリニューアルによって仕様やサービス内容が変更されていたり、販売・提供が中止されている場合があります。