住宅ローンにまつわる疑問・質問に、住宅ローン比較診断サービス「モゲチェック」を提供するMFSのCMOで、住宅ローンアナリストの塩澤崇さんが答えます。今回取り上げる疑問は「日銀が追加利上げを発表、住宅ローンは借り換えたほうがいい?」。
Q.日銀が追加利上げを発表、住宅ローンは借り換えたほうがいいですか?
塩澤崇さんの回答
変動金利の住宅ローンから、別の金融機関の変動金利の住宅ローンに借り換える、といったように、同じ金利タイプであれば借り換えはノーリスクです。住宅ローンを借り換えて、金利を今のうちに下げておくというのは非常に有効な方法だと思っています。
金利差がだいたい0.3%あれば、借り換えメリットが出る可能性があります。
例えばいま、モゲチェックで年0.34%という限定優遇金利(変動金利)を案内しているのですが、それに0.3%上乗せすると0.64%となります。ですから現在借りている住宅ローンの金利が0.65%以上であれば、借り換えでお得になるチャンスが出てきます。
なぜこの0.3%の金利差が必要なのかというと、借り換えには諸費用がかかるからです。
諸費用を取り返すくらいの金利差が出れば、借り換えでお得になります。