今回のテーマは「40代・50代の男性が初対面の女性に必ず嫌われるNG言動」です。
7月8日に放送されたTBS系列のトークバラエティ番組『マツコの知らない世界』では、「30代からの婚活の世界」がテーマとして取り上げられていました。番組には、マッチング率4割越えのバスツアーに参加する男性・唐澤さん(43)が登場。
唐澤さんはツアーに参加してる女性に対し、「乗っているところの写真とか撮ります?」と提案し、
「写真はいいです」「写真はちょっと……」
と、断られてしまいますが
「ま、ちょっと試しに撮っといて」
と、執拗に食い下がります。
それを見かねたガイド女性が「さっきから写真撮りまくってんでしょう?」と注意しますが、なおも唐澤さんは
「じゃあ、最後の写真を」
と、続けます。
このように、女性の「イヤ」を無視し、強引にご自身の要望を通そうとする男性は、言うまでもなく嫌われますが、この他にも「初対面の女性に必ず嫌われるNG言動」は、多々あります。では、さっそく解説します。
その1「夜はまだまだ頑張れます!」(下ネタ)
信頼関係が築かれていない段階で、性的な話題を口にしてしまうと、相手に不快感や不安を与えてしまう可能性が高いです。特に女性に対しては、下ネタを話題にすることで「軽薄で失礼な男性である」という印象を与えてしまう他に、「性的な意図があるのでは?」と感じさせてしまうことも。
相手が笑っているからといって、下ネタが受け入れられたと勘違いしてしまうのは危険です。
そのようなジョークは親密な関係や、互いのユーモアの感覚が共有されている場合においてのみ受け入れられます。
どうしても初対面の女性に下ネタを言いたくなったらキャバクラやクラブに行きましょう。
その2「全然付き合えるよ!」(上から目線な発言)
スリーサイズや年齢、得意料理などをひと通り聞いた後、
「全然付き合えるよ!」「よし! 合格!」
と、一方的に相手をジャッジする男性がいます。キャバクラやクラブならこれでいいでしょう。
「やったー」「嬉しいー」
と、女性たちも応じてくれるはずです。それがお仕事なので。
しかし、シャバでこれをやってしまうのは超NGです。
初対面の女性に対し、「オレがジャッジする立場である」という態度を示してしまうと、相手に不快感や軽視された感覚を与えてしまい、対等な関係を築く妨げになってしまいます。
そして、ご自身が相手からのジャッジを受ける立場でもあることを忘れないでください。
男性の中には、入れ物の外側から、入れ物の内側にいる女性を一方的に眺めているような感覚でいる方がいますが、入れ物の内側からもバカ男たちのバカ面は見えています。
その3「めっちゃタイプです」(ルックスへの言及)
初対面の女性に対してはルックスへの言及もおすすめできません。それがたとえポジティブなものであったとしても、ルックスへの言及は相手の外見だけを重視している、という印象を与えます。
「タイプです」「綺麗ですね」と、審査員ごっこをしてはいけません。そもそもあなたの“評価”には1円の価値もありません。
その4「良い奥さんになりそう」(ステレオタイプの押し付け)
相手との関係性がまだ浅い段階で、結婚や家庭に関する話題に触れてしまうのは不自然で不適切です。特に「奥さん」という言葉は、親密な関係を連想させるため、圧迫感や不快感を与える可能性があります。
また、「良い奥さん」という表現は女性に伝統的な家庭的役割を期待するものでもあり、人によっては“誉め言葉”として受け取らない場合もあります。
もう令和7年です。アップデートしていきましょう。
――嫌われるおじさんがやりがち、超NGな質問