ただし一部のホステスには注意が必要
ところが、一部のホステスには配慮が必要なパターンも……。
とあるお客様が「胸大きいね! 何カップ?」と20代のホステスに声をかけたところ
「あなたに見せたくて出しているわけじゃないので」「だいたいそれ、セクハラですよ」
と、きっぱり言い放たれる、といったことがありました。私の頃は、なんていう話をするといかにもおばさん臭くて嫌になるのですが、私の頃は「あなたに見せたくて出しているわけじゃないので」なんて言おうものなら「じゃあ帰れよ」でしたけどね。時代を感じました。
そもそも彼女はどうしてわざわざこのお仕事を選んだのでしょうか。肌を露出する必要のないお仕事なんていくらでもあります。
「なんでもかんでもセクハラ扱いされちゃたまんないよ~」とお悩みの男性へ
先日、タレントの武井壮さんが「好きな異性にご飯に誘われたら嬉しいから行くらしいが 好きじゃない異性に誘われたらハラスメントなんだとさ アホなこと言うなて」と自身のX(旧Twitter)に投稿し、やや炎上しました。
この"ご飯誘いハラスメント"の件について、誘うサイドの方々はよく「イヤなら断ればいいじゃん」と言いますが、断るサイドが負担しているコストについても少しは知って欲しいです。
例えば雇用主と従業員、上司と部下、取引先の担当者と営業の女性など双方が利害関係にあり、なおかつ一方が利害を裁量する立場である場合について想像してみてください。
営業の女性が取引先の担当者に「2人きりで食事をしましょう」と誘われ、これを断る場合、どうしても「あの大型案件の話はナシになるかも」「売り上げ減っちゃうかな~」「もしかして他社に乗り換えられたりして……」といった心配は付きまといますよね。
「イヤなら断ればいいじゃん」なんてことができないから"ご飯誘いハラスメント"なのであって、気軽に断れるケースならそもそも問題になっていないんです。
それでもどうしても異性と2人きりで食事をしたいおじさんへ助言をさせてください。ホステスを食事に誘いましょう。もちろん同伴です。誰も嫌な顔をしませんよ。むしろ大喜びです。
全女性をホステス扱いしてしまうのは大問題
今回は「銀座のクラブでの"セクハラ"の概念」について解説しました。少々羽目を外したところでたいした問題にならない、ましてやそれが口外されることがないのが銀座です。飲み代にはその「安心」も含まれています。
ただし全女性をホステス扱いしてしまうのは大問題。居酒屋の店員さんに「巨乳(巨峰)サワーひとつ! ガハハハッ」とかやってるおじさんは今すぐ生き方を改めてください。
どうしてもバストの大きな女性をからかいたいなら我々が喜んでお相手します。