オリコンは6月19日、オリコン顧客満足度調査 『ハウスメーカー 注文住宅』利用実態データを発表した。2024年9月26日~10月15日、過去10年以内に新築した戸建の注文住宅に在住であり、かつハウスメーカー、ビルダー、工務店の選定に関与した6,045人を対象に、インターネットで実施した。
建てた住宅の工法を尋ねたところ、63.9%が「木造」、30.4%が「鉄骨造」と回答した。木造で建てた依頼者からは「木材の温かみを感じられる」、鉄骨造で建てた依頼者からは「鉄骨で造り、災害に強い家にしたかった」といった声が挙がった。
依頼した際のオーダーの種類について聞くと、68.6%が「フルオーダー」と答えた。
注文住宅を建てた理由を尋ねると、「住宅設備が古くなったため」(19.9%)が最も多く、次いで「家が手狭になったため」(18.7%)、「家族が増えたため」(14.1%)と続いた。「耐震性に不安・不満があったため」(13.1%)も多かった。
購入時に付けた設備は、「食器洗い乾燥機」(73.5%)が最も多かった。「IHクッキングヒーター」(57.9%) 、「浴室暖房乾燥機」(55.9%)が続いている。
設置率TOP10の中で付けてよかったと感じる設備について聞くと、「スマートキー・電子錠」(81.2%)が最も多く、次いで「太陽光発電システム」(81.1%)となった。「人感センサー付き照明」などのスマートホームデバイスも上位に入っている。