今回のテーマは、HERMESの「エヴリンTPM」です。
HERMES/エヴリンTPM
HERMESのレギュラー商品の中でも人気を誇る「エブリンモデル」。複数サイズ展開をする中でも最小のTPMサイズの人気は群を抜いています。
TPMの名前は「Très Petit Modèle」の頭文字から由来しており、この言葉はフランス語で「とても小さなモデル」という意味です。
エヴリンモデル自体は1978年に登場し、モデル名の由来は馬具工房のディレクターである、エブリン・ベルトラン氏から取られました。フランス語で「生き生きとした、活発な」を意味しています。サイズは5種類で展開しており、小さい順にTPM、PM、MM、GM、TGMとなっています。
エヴリン自体、店頭でも現在は在庫が薄く、GMといった大きいサイズは比較的手に入りやすいものの、TPMは店頭に置いていないことがほとんど。エルメスを何店舗か巡回する、通称「エルパト」が根気強く探してもほとんど出会えないことも珍しくありません。特に「ブルーアンクル」カラーのモデルは、ストラップがボディと別カラーリングで柄入りのため非常にレアなものとなっています。
このエブリンモデルには、実は「正しい持ち方」があるのだそう。一体どうやって持つのでしょうか?
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