今回のテーマは、LOUIS VUITTONの「トレイ」と「ネヴァーフルMM」です。
LOUIS VUITTON/モノグラモフラージュ トレイ、ヤヨイ・クサマ コレクション ネヴァーフルMM
村上隆 トレイ
2008年秋冬コレクションにて発表。当時のアーティスティックディレクターであるマーク・ジェイコブスと、世界的に著名な現代アーティスト村上隆によるコラボレーションモデルです。カモフラージュの中にモノグラム・モチーフが浮かびあがる斬新なデザインで即完売するほどの人気モデルでした。
草間彌生 ネヴァーフルMM
2012年に発表。こちらも当時のディレクターであるマーク・ジェイコブスと現代アーティスト、草間彌生によるコラボレーションモデルです。村上隆と同じようにルイヴィトンのディレクターを務めるマーク・ジェイコブスのオファーにより実現しました。その人気の高さから2023年に再コラボを発表しています。
彼女の代表的な作品、「Infinity Net(無限の網)」と「Dots Infinity(無限の水玉)」がオマージュされています。
2点を通してコレクター性が高く、生産性も少ないのでレアな商品です。そもそも、ルイ・ヴィトンでは通常の定番バッグと異なり、アートコラボなどの限定品は販売期間が短く、追加生産が行われなかったり販売店舗が限定されてたりしています。
上記の理由から、手放さずに収集する人が多く市場に出回らないため、さらにレア度が上がるのです。
どちらも定価よりも高い価格で取引されていますが、どちらの方が値上がり幅が大きいでしょうか?
――正解は次のページへ