自動車税の納付期限が迫っていて、気が重い方も多いのではないでしょうか。自動車税をキャッシュレスで支払うとポイント還元を受けられ、負担を少しだけ減らせます。今回は自動車税を支払うのにおすすめの方法を解説しますので、これから納税をする方はぜひ参考にしてください。
自動車税の納付期限はもうすぐ!
自動車税の納付期限が間近に迫っています。多くの自治体では5月31日、あるいは6月2日となっているため、あまり猶予はありません。
支払いを忘れると、延滞金が加算される、車検を受けられなくなるなどの大きなデメリットが発生してしまいます。期限に間に合うよう支払いましょう。
数万円の負担となる自動車税ですが、せっかくならお得に支払いたいもの。そこでおすすめなのがキャッシュレス決済で、クレジットカードとスマホ決済(QRコード決済)の2つがあります。
おすすめの支払い方法 1.クレジットカード
1つめはクレジットカードを使って、支払い専用サイトで手続きする方法。使用するサイトは地方自治体によって異なり、たとえば東京都や大阪府などでは「地方税お支払サイト」になります。
納付書に記載されている「el-QR」というコードをカメラで読み取るか、「el番号」をサイトで入力し、画面の指示に従って手続きを進めていきます。
クレジットカードで納税するメリット
- ポイント還元を受けられる
- 支払いを先延ばしできる
- 自宅でいつでも支払える
クレジットカードで支払えばポイントが貯められ、現金で納めるよりお得です。また、口座からお金が引き落とされるのは1カ月程度先のため、支払いの猶予が欲しい方にも便利です。
Webサイトを使うため、コンビニや金融機関などへ出かける必要はなく、自宅で好きな時に支払えます。
クレジットカードで納税するデメリット{#ID4}
- 手数料が発生する
- ポイント還元率が下がる場合がある
1つめのデメリットは、手数料が発生することです。たとえば「地方税お支払いサイト」では、手数料が以下のようにかかります。
- 1万円未満:37円
- 以降1万円ごと:75円
数百円程度のため、それほど大きな負担ではありませんが、もらえるポイントが手数料を上回るかを確認しておく必要があります。
よって、できるだけ還元率の高いクレジットカードがおすすめです。還元率が1%以上のクレジットカードなら、手数料負けする確率は低くなるでしょう。
ただし、ポイント還元率が通常と異なるケースに注意が必要です。たとえば楽天カードの還元率は通常1%ですが、納税では0.2%に下がります。
おすすめの支払い方法 2.スマホ決済(QRコード決済)
おすすめの方法の2つめはスマホ決済で、スマホだけで簡単に支払えます。納付書にあるel-QRをスマホで読み取り、画面の指示どおりに進めていきます。
スマホ決済で納税するメリット
- スマホで簡単に支払える
- ポイント還元を受けられる
- 手数料がかからない
スマホさえあれば簡単に支払えるため、場所や時間を問わずにいつでも納税ができます。また、クレジットカード同様、ポイント還元を受けられるケースもあります。
クレジットカードと異なり、決済手数料がかからないのもメリットです。ポイントが手数料を上回るかを気にする必要はありません。
スマホ決済で納税するデメリット
- ポイント還元を受けられないケースも多い
- チャージ方法が限定されている場合もある
スマホ決済はポイント還元に関して、納税を対象外としているケースが多いことに注意が必要です。たとえばPayPayなどは以前、納税もポイント還元の対象でしたが、現在は対象外となっています。
また、スマホ決済は残高のチャージ方法が限定されている場合もあります。さらに、チャージ方法によってはポイント還元を受けられないこともあるため、注意しましょう。
2025年5月時点において自動車税の支払いでポイント還元を受けられるのは、au PAY、ファミペイ、楽天ペイなどです。ポイント還元の仕組みやチャージ方法など、最新の情報は各サービスの公式ホームページで確認しておいてください。
自動車税をキャッシュレスで支払う際のコツ
クレジットカードやスマホ決済で支払う場合は、以下の3点を確認しましょう。
- 自治体がどの支払い方法に対応しているか
- クレジットカードは手数料負けしないか
- ポイントが付くか
自治体で対応している方法でないと支払えないため、まずは納付書を見てどの方法が使えるかを確認しましょう。クレジットカードはポイントがもらえますが、手数料負けする可能性もあるため、得られるポイントと手数料を比較する必要があります。
スマホ決済は手数料がかからないものの、ポイントがつかないサービスも多いため、間違えないようにしましょう。