スタイルアクトは2月26日、「マンション購入の後悔・失敗ランキング2025年販」を発表した。同調査は、2024年12月上旬までに運営サイト「住まいサーフィン」に掲載したマンション購入における、1,335件の体験談の後悔・失敗ポイントをカテゴリで分け、ランキング形式でまとめたもの。
マンション購入で後悔したポイントは、1位「ご近所・近隣施設」、2位「騒音問題」、次いで「駐車場・駐輪場」、「金銭的な負担」、「修繕費用・修繕工事」となった。
1位「ご近所・近隣施設」では、集合住宅であるマンションならではの住民トラブルの悩みが多く寄せられた。中には、治安の悪さや騒音に後悔している人、子どもの将来を心配する声も。夫婦ふたりだけなら快適な暮らしであっても、子どもを希望してから不便であることに気づく人もいた。
2位の「騒音問題」で多かったのは、線路や通りから聞こえる外部騒音についての悩み。実際に住んでみて窓を開けると生活に支障があるレベルの騒音だとわかり「もう少し静かな場所でマンションを購入すれば良かった」と後悔する声があった。
同社は「寄せられている後悔・失敗体験談の中には、周辺環境のリサーチを入念に行うことにより避けられるケースが多くあります。後悔をしないために、曜日や時間帯を変え、現地の様子や街の雰囲気を見ておくことをおすすめします。」としたうえで、想定外のトラブルが起きたときに住み替えができる、資産価値の高いマイホームを選ぶことを提案している。