Kaveriでゲームするなら、音にも耐久性にもこだわったゲーミングマザー「G1.Sniper A88X」をチェック
PCゲームと聞いて、マザーボードで重視すべきポイントはどこだろう?将来に備えた拡張性、高品質なオーディオ機能、そしてどんなマザーボードにも当てはまる耐久性といったところだろうか。安心して欲しい、「G1.Sniper A88X」はこれら全てを兼ね備えている。では各部から見ていこう。
GIGABYTE「G1.Sniper A88X」
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ブラックをメインにミリタリー風のグリーンをアクセントに用いたGIGABYTEのゲーミングマザー「G1シリーズ」のSocket FM2+マザーボード |
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フォームファクタはATX。豊富で個性豊かなATXケースを組み合わせ可能で、7本の拡張スロット、4本のメモリスロット、そして8ポートのSATA3による拡張性の高さが魅力だ。ヒートシンクはCPU電源回路部とチップセット部の2つ。冷却性能を従来モデルより向上させた新デザインのヒートシンクで、その性能と同時に無骨なミリタリーテイストも醸し出している |
ホームシアター目的でも気になる!? こだわりのオーディオ機能
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バックパネルで注目は金メッキを施された「Gold Plated USB DAC-UP」。USBポートのひとつだが、DAC(USB Digital-to-Analog Converter)、要はUSBサウンド機器のために、ノイズ対策を施すとともに安定した電力を供給できる専用端子だ。ほか、同じくオンボードオーディオ用端子にも金メッキが施されている。ディスプレイ出力端子は、Dsub 15ピン、DVI、HDMIを備え、入力デバイス向けにはUSBのほかキーボード/マウス兼用PS/2端子も備えている |
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AMP-UP Audioという刻印が施されているのがオーディオチップの「Realtek ALC898」。付近のコンデンサはオーディオ用として設計されているニチコン製「MUSE ESシリーズ」のもの。また、2つのスイッチは「Gain Boost」と呼ぶゲイン・増幅度切り替えスイッチで、ヘッドホンやアンプなど、接続するオーディオ機器に合わせてゲインを調整できる。その横のチップはオペアンプ。最後にこれらオーディオ関連回路の周囲にはラインがあるが、これはノイズシールドで、他の回路と切り離すことでノイズの混入を防ぐ役割がある。同社ではこうしたオーディオ機能をまとめてAmp-Upオーディオと呼んでいる |
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高級サウンドカードでよくあるオペアンプ交換が可能なシステム。チップの交換で、好みの音質を追求することが可能だ。GIGABYTEでも主要なチップをセットにしたパッケージ(別売)を用意しているほか、市販のオペアンプチップを挿すこともできる |