【FX口座開設】審査に落ちない方法と落ちた時の対処法
FXの口座開設をする際は、審査をクリアする必要があるため、まだ口座開設の経験がないという人は、次のように感じてしまうのではないでしょうか。
- FXの審査は、何がチェックされるのだろう?
- 審査に落ちないポイントは何だろう?
- 具体的な、口座開設の手順が知りたい!
そこで本記事では、これらの疑問に答えられるよう、FXの口座開設手順、審査の詳細についてまとめました。
また記事後半では、最速当日で審査が完了するおすすめの口座を紹介していますので、これからFXを始められる方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
FXの口座開設方法とは?審査に進むやり方について
本記事は、FXの口座開設における審査についてお伝えするものですが、まずはどうすれば審査に進むことができるのか、そこからお伝えしたいと思います。
口座開設の審査に進める一般的な手順は、以下のステップです。
- 申請フォームに必要事項の入力
- 必要書類の提出
それぞれの詳細について、順に解説していきます。
申請フォームに必要事項の入力
申請フォームに記載される内容が、そのまま審査に使われることになりますので、ミスのないよう丁寧に入力していきましょう。
一般的に、入力に求められる内容は以下の通りとなります。
- メールアドレス
- 名前
- 生年月日
- 性別
- 電話番号
- 郵便番号
- 住所
- 職業
- 勤務先名称
- 勤務先電話番号
- 年収
- 金融資産の合計
- 投資経験の有無
- 取引のきっかけ
- 入出金用の銀行
- 投資目的
審査においては「年収」「金融資産の合計」「投資経験の有無」の3項目が重要であり、他は大した影響を持っていないと言われています。
この辺の情報については、記事後半で触れているので、そちらの方を参考にしてみてください。
必要書類の提出
求められる書類は、基本的には「本人確認書類」と「マイナンバーカード」の組み合わせであり、それぞれ1点ずつ必要です。
- 各種運転免許証
- パスポート
- 各種健康保険証
- 住民票
- 年金手帳
- 印鑑登録証明書
- マイナンバーカード
- 通知カード
- マイナンバー付き住民票(写し)
上記の提出書類について、申請フォームで入力した内容と相違があれば審査が一時中断し、再度正しく提出するよう求められますので、事前によく確認しておきましょう。
また最近では、オンライン上へのアップロードに対応しているFX会社も増えていますので、より迅速に取引を開始したい方は、そちらの方を使ってみてはいかがでしょうか。
審査に関するよくある疑問5つ
ここからは、FX口座開設の審査の特徴について紹介していきます。審査と言っても身構える必要はなく、また難関というわけでもありません。ここを読めば、大抵の人が審査に通るという事をご理解いただけるでしょう。
審査基準は?
各FX会社がどのような基準で審査を行なっているのか、その内容は原則非公開となっているため、正確な情報を知ることはできません。
ただ、複数のトレーダーの証言を参考にすると、上述したように以下の項目が重視されているようです。
- 年収
- 金融資産の合計
- 投資経験の有無
これら項目について「0」「なし」あるいは何かしらの問題があった場合は、審査で落とされる傾向にあります。
しかし審査自体が厳しいというわけでもなく、大抵の人が審査をクリアできるはずです。その理由を次節より説明していきましょう。
FXの審査と一般的な審査の違いは?
審査といえば、ローンやクレジットカードなどの審査を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
しかしFXの口座開設における審査は、それらの一般的な審査とは別物であり、余程のことがない限りは審査に通るはずです。
また、ローンやクレジットカードのように代金肩代わりするわけではなく、FX会社にとって、資金を取り損なうリスクが殆どないからです。
実際、一定の経験や金融資産があれば、収入のない学生や主婦でも口座を開設することができるので、FXは誰に対しても等しく門口が開かれていると言えます。
FX会社によって審査基準は異なる?
FX会社によって審査基準は異なり、A社では審査に落ちたけどB社では問題なく通った、という話は珍しくありません。
あくまで傾向の話ですが、新興のFX会社、また口座開設者をさらに伸ばしたいと感じているFX会社では、審査が通りやすいと言われています。
また審査の長さもそれぞれ異なりますが、今すぐにでもFXを始めたいという人は、記事後半でおすすめのFX会社を紹介していますので、そちらを参考にしてみてください。
FXの口座開設にあたって、在籍確認はある?
会社や所属組織に連絡が入ったらどうしよう…と、在籍確認を不安に思う方もいるのではないでしょうか。
しかし安心してください、FXの審査には在籍確認はありません。
在籍確認は、基本的に貸し付けたお金を回収できなかった場合、その担保として押さえておくだけであり、お金の貸し付けを行わないFXにおいては必要ないというわけです。
審査に落ちてもペナルティなし?
仮に審査に落ちてしまった場合でも、それに対するペナルティが存在せず、何度でも再申請することができます。
短期間に繰り返し申請するのは推奨できませんが、申請フォームに入力する内容に多少の変化が生まれたと感じれば、再びトライしてみるのも一案です。
ただ、虚偽の申請によって審査に落ちた等、悪質な理由につきましては、二度と口座を作れない可能性もありますので注意しましょう。
FXの口座開設において、審査を行う理由とは?
なぜFXを始める前に審査を行う必要があるのか、この点について学ぶことで、より審査に通りやすくなるでしょう。
理由1:経済力を確認する必要があるため
FXには「レバレッジ」と呼ばれる仕組みがあり、最大で運用資金の25倍までの金額を運用することができます。
仮に口座の運用資金が100万円であれば、最大で2500万円分の取引をすることができ、この仕組みを活用することで少額資金から始めても、効率よく稼ぐことができます。
しかしこれは、リターン率を上げるかわりにリスクも大きくなる諸刃の剣であり、最悪の場合、入金額以上に損害を出す危険性も孕んでいます。
そのため、不足した金額をきちんと補填してくれる能力があるかどうか、FX会社は審査によって見極める必要がある、というわけなのです。
理由2:FX取引には年齢規定があるため
民法4条では未成年者を「制限行為能力者」として、単独で契約を締結することはできないと定めています。
そしてFXの口座を作ることも一種の契約にあたり、またFX会社も一企業として、国の規律を守らなければならない社会的な義務があります。
成人年齢が18歳へと引き下げられたことで、18歳から口座開設可能なFX会社も増えましたが、20歳未満の場合両親のような法定代理人の同意が必要な会社もあります。
理由3:第三者のなりすましを防ぐため
第三者のなりすましによる悪質な取引を防ぐためにも、本人確認の審査は必要です。
例えばAさんがBさん名義の口座を作り、Aさんの取引によって、Bさんの口座に強制ロスカット等の大きな損害を被った状況を考えてみてください。
この状況において、Aさんがきちんと弁償してくれるのであれば問題ありませんが、Bさん名義の口座であるため、Bさんへ責任を転嫁することも考えられます。
このような被害を防ぐためにも、口座開設者の本人確認は絶対に必要であり、審査は欠かせないものとなっています。
FX初心者でも安心!審査に落ちない口座開設のコツとは?
審査に通りやすくするためには、どうすればいいのでしょうか。
ここからは、FX口座開設における具体的なコツを3つ紹介していきます。
1:申請フォームは正直に記入
申請する内容は自己申告によるものなので、少しでも審査に通りやすくするために、内容を多少誇張したいと思うのが正直な気持ちではないでしょうか。
しかし審査を担当される方もプロですので、些細な嘘や見栄は必ず看破されます。
普通に申請していれば落とされる事はない審査ですので、申請フォームは正直に記入しましょう。
2:資金と資産のバランスはOK?
資金と資産のバランスは、審査においてとても重要で、経済的な不安を抱える人や、リテラシーに欠ける人は落とされる傾向にあります。
具体的にどういった人かと言えば、無職で収入も資産も「0」で、投資経験が全くないといった場合、審査に通るのは大変厳しくなってくるでしょう。
また職業で「会社員・役員」を選択しているにもかかわらず、資産が著しく低い、もしくは収入がない、といった怪しまれるような状況でも同様です。
例えば年収500万円の人が、全く金融資産を保有していなかった場合、貯蓄せず有り金を全て使ってしまう人ではマネーリテラシーが低いと判断され、審査に影響する可能性があります。
3:必要書類を正しく提出する
口座開設を申請したにもかかわらず、いつまでたっても受理されていない場合、提出した書類に不備がある可能性が高いです。
この場合、審査に落ちるわけではありませんが、審査がストップしてしまい、いつまでたっても取引を開始することができなくなるのです。
不備になってしまう具体的な要因としては、次の点が挙げられます。
- 提出書類の住所が以前のものになっている
- 顔写真付きの書類が含まれていない
- 画像が荒く、内容を確認できない
実体験あり!口座開設の審査に落ちるパターン
ここからは筆者の実体験も交えて、口座開設の審査に落ちたパターンをいくつか紹介します。
収入・資産無し、扶養のみの場合
筆者の知人の場合、専業主婦のため収入はなし、扶養のみで口座開設を申請したものの、審査に落ちてしまったという事例がありました。
やはり上述したように、FXの口座開設は契約の一種であり、個人の責任・能力が審査において重要になりますので、扶養に頼って口座開設することは難しいようです。
アルバイト無しで、収入が奨学金のみの場合
学生のうちから、FXを始めたいという人もいるのではないでしょうか。
筆者もその一人であり、当時はアルバイト無し、資産無し、収入は奨学金のみといった状況で、口座開設を申請した経験があります。
しかし残念ながら、審査に通ることはなく、その後貯金を50万円ほど貯めた上で再度申請したところ、今度は審査に落ちず無事に口座開設できたということがありました。
全てのFX会社が同じ評価軸で判断しているとは限りませんが、おそらく奨学金では個人の収入とは認められず、あくまでも学業のための資金として受け取るものです。
そのため、奨学金をFXに充ててしまっては本末転倒であり、トレーダー保護の観点から、口座開設を見送ったものだと思われます。
大学生がFXをするにあたって注意した方が良い点をまとめた記事「大学生のFX」がございます。
大学生は是非、ご確認ください。
申請内容に矛盾が生じる場合
これも筆者の実体験になりますが、22歳の当時、投資経験を5年と記載して申請を行なったのですが、何がおかしいのか皆さんはお気づきでしょうか?
この記載内容が事実の場合、17歳から投資を始めたということになり、株にしろFXにしろ20歳以上からでないと口座を開設することができないため、実現不可能な経験年数です。
その時は適当に入力してしまったが故に誤りが生じたものとして、電話口にて修正することができましたが、悪質な虚偽申請と判断された場合は、その後において口座開設できなくなるリスクがあります。
そのため口座開設の申請を行う際は、少しでも不手際をなくせるように、くれぐれも最終チェックを怠らないようにしましょう。
最短即日!審査の早いおすすめFX会社を紹介!
ここからは、さっそくFXを始めてみたいという方に向けて、審査の早いおすすめのFX会社を紹介していきます。
最短で即日に審査が終了するので、必要書類さえ揃っていれば、今日からでも取引できるようになるでしょう。
スプレッド業界最狭水準の「DMM FX」
- スプレッド業界最狭水準
- 取引ツールが豊富
- 24時間クイック入金サービス
口座開設の審査に関しては、スマホでスピード本人確認を使用することで、最短30分※で終了させることができます。
また取引ツールが豊富で、「売買比率」によって他のトレーダーの動向をチェックできたり、スマホアプリだけでも数多くの分析ツール、オシレーターが揃っています。
クイック入金サービスによって、24時間いつでも入金可能、すぐに取引を開始することができるので、迅速な審査と相性の良いサービスと言えるでしょう。
「DMM FXの評判」をまとめた特集記事か公式サイトをチェックしましょう!
手数料がとにかく安い!「GMOクリック証券」
- 取引手数料・口座維持手数料、完全無料
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口座開設の審査もスピーディに行われ、新規FX口座開設+お取引で最大1,000,000円キャッシュバックを受け取ることができます。
インターネットバンキングを利用して24時間即時入金も可能なので、審査が完了して口座開設が終わったらすぐにでも取引を開始できますよ。
実際のところ、「DMM FX」と大きな差があるわけではありませんが、これから長い間FXに取り組まれるつもりであれば、メイン口座とサブ口座用に、それぞれの口座を持っておくことをおすすめします。
なぜなら多くのユーザーを抱える大手のFX会社は、過去の様々な相場を乗り越えてきた実績やノウハウを持っており、そこで取引をすることが1つの優位性となるからです。
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口座開設の審査に落ちた場合は?
最後に、口座開設の審査に落ちてしまった場合はどうすればいいのか、その対応についてお伝えします。
FXの審査は厳しいものではありませんが、落ちたからといって、その理由まで教えてくれるわけではありません。
気を落とさず、次の方法を試してみてください。
申請内容の見直し
月並みなやり方ですが、一番効果のある方法です。
申請内容におかしな点がないか、相手に不安を抱かれる項目がないか、今一度チェックしてみましょう。
また、本人確認の書類と申請内容が異なっていた場合は、大抵メール等で連絡がきているので、定期的に確認してみることをおすすめします。
他社で投資経験を身につける
投資経験が不足しているが故に、審査に落ちてしまうこともあります。
しかし、全てのFX会社が同じ基準で審査をしているわけではなく、他の会社では審査に通る可能性もあるでしょう。
そのため、他の会社からFXを始める、もしくは経験を身につけた上で、再度申請してみることをおすすめします。
資産状況を見直す
筆者の場合、学生かつアルバイト無し、貯金無し、収入は奨学金のみの状況で口座開設を申請し、審査に落ちてしまった経験があります。
しかし、そこから金融資産を50万円上乗せ申請すると、今度は審査に通ったという経緯がありました。
このことから、資産状況を見直して職業・収入・資産、どれか1つでも空っぽの状況になってしまうことを避けることができれば、審査に通る可能性は高まると言えます。
FX口座開設の審査に落ちないためコツまとめ
本記事では、FX口座開設の審査について、以下のポイントをお伝えしました。
- 口座開設の手順
- 審査に関する情報
- 審査を行う目的
- 審査に落ちないためのポイント
- 審査の早いおすすめのFX会社
- 審査に落ちた時の対処法
ローンやクレジットカード等、他の金融機関と比べると審査は緩いものとなっておりますが、少しでも通りやすくするために、基本的な情報を押さえておくことは重要です。
「鉄は熱いうちに打て」「思い立ったが吉日」という言葉があるように、せっかくFXに興味を持ったのであれば、さっそく挑戦あるのみです。
ところが、口座開設の審査で手鼻をくじかれてしまっては、興味も失せてしまい、稼げたかもしれない可能性を潰すことになります。
そうならないためにも、ぜひ本記事で紹介したコツを実践してみてください。
以上、参考にしていただければ幸いです。