シカゴの名蒸留所の樽だけを使用した、長濱蒸溜所のフラッグシップウイスキー

アメリカのシカゴにある「KOVAL蒸溜所」より樽の供給を受けている、日本最小規模のウイスキー蒸溜所「長濱蒸溜所」。この度、長濱蒸溜所を運営する長浜浪漫ビールは、その樽で熟成したウイスキー「AMAHAGAN Edition KOVAL」を8月6日に発売する。

AMAHAGAN World Malt Edition KOVAL

KOVAL蒸溜所はシカゴにて設立され、創立10年で全米最大規模に発展。国際的な賞を数多く受賞している蒸留所だ。原材料ごとの特性を活かした、今までにないコンセプトのウイスキーやジンをはじめとする高品質の製品を生み出している。

本製品は、KOVAL蒸溜所で使われていた樽を使用。長濱蒸溜所のブレンデッドモルトシリーズ、AMAHAGAN Edition No.1を2022年3月に樽詰めして2年3カ月間熟成後、2024年6月に払い出しを行った。KOVAL RYE(ライ)カスクをメインに、アメリカンオークカスク、ミレット(キビ)だけを使用したミレットカスク、フォーグレインカスクやオーツカスクで熟成した原酒を慎重にヴァッティング、全てKOVAL樽のみで熟成している。

その味わいはモルトウイスキーでありながら、アメリカンウイスキーのフレーバーとしっかり乗った樽感に、白い華やかなバニラを想わせるフローラルさが絶妙に融合した仕上がり。

テイスティングノート

煌びやかな琥珀色パインやマンゴー、パッションフルーツを想わせるトロピカルなトップノート。時間経過と共に仄かなスパイシーさと綿菓子の様な甘味が全体を包み込みKOVAL樽由来のウッドのアクセントが心地よく残る。口当たりは非常に滑らか。熟したリンゴや焼き立てのパイを想わせる甘くシリアルなテイスト。アフターではドライ且つスパイシーなアクセントがウイスキー全体の味わいをより引き立たせる。