はじめまして。みずえちゃんと申します。20代前半を大阪・北新地のキャバクラ、クラブで過ごしまして、現在は東京・銀座のクラブに勤務しています。お仕事柄、リッチで素敵なメンズとの接点が多く、今回はその経験を活かし、「お金持ちの生態」に関するコラムを執筆させていただくことになりました。
「お金があればモテる」というわけでもない
近年では、マッチングアプリが男女の出会いのきっかけになることはさほど珍しくなく、むしろ主流だと聞きます。結婚を前提とするお付き合いを……と考えている女性が気になることといえば、やはりお相手の年収ではないでしょうか。
ところが、この年収を偽り、実際の額よりも"盛って"いる男性が少なくないそうです。男性サイドも、年収がモテ・非モテを左右する重要なキーであると実感しているのでしょう。
では、お金さえあればモテるのか。35歳ベテランのリアルな所感ですが、答えは「NO」です。もちろん、お金がないよりはあったほうが当然「キャー! 素敵!」となるのですが、それだけじゃダメなんです。
そこで今回は、「モテるお金持ちとモテないお金持ちの違い」について解説してみたいと思います。
モテるお金持ちはお金のチカラを過小評価しない
モテるお金持ち? どうせイケメンでしょ? いいえ、それも違います。ルックスの良し悪しがモテ・非モテを左右するのは学生まで。社会人になってからは、マネーこそがモノを言います。
女性というのは欲張りな生き物です。結婚し、ゆくゆくは我が子により良い暮らしを……と考え、経済力のある男性を求めるのは自然なこと。
モテるお金持ち男性は、その点をちゃんと理解しています。経済力こそが最大の武器だとこころえ、高額なプレゼントやディナー、旅行で女性を満たし続けます。その結果、誰もが羨むような美女のハートを射止めているわけなのです。
「所詮は金目当てか」と偏屈になったりもしません。「私はお金持ちで、お金持ちだからこそモテている」と、堂々とお金のチカラで勝負します。彼らのそういった底なしの明るさに、私たちは、男性のタフさや頼もしさを感じるのかもしれませんね。
モテる男性はお金のチカラを過小評価しません。大切な人を幸せにできる最強ツールとして、最大限に活かします。
モテないお金持ちは偏屈
では、モテないお金持ちはどうか。ズバリ、ケチです。皆さんの周囲にもいませんか? 「勝どきのタワーマンションに住んでいる」「愛車はマクラーレンで、駐車場代だけで月々うんたらかんたら……」と自慢話ばかりしているのに、食事のひとつもご馳走してくれないケチくさいおじさんが。
ケチならまだいいんです。ケチ=倹約家ですから。一番よくないのは「所詮は金目当てか」と偏屈になってしまう男性。
繰り返しになりますが、女性というのは欲張りな生き物です。欲深い私たちに男性が差し出せるのは、ラブレターでもポエムでも作詞作曲を手がけたオリジナルソングでもありません。マネーです。
加えてモテる女性というのは、複数のお金持ち男性から同時にアプローチを受けているものです。お尻を叩かれれば叩かれるほど「よーし!」と頑張っちゃうお金持ち男性と、「所詮は金目当てか」と偏屈になっているお金持ち男性が並んだ場合、前者のほうが「キャー! 素敵!」なのは当然です。
モテないお金持ちはお金のチカラを舐めている
お金のチカラを舐めてはいけません。マネー以上にシンプルでわかりやすい愛情表現なんてありません。モテない男性は、お相手の都合を無視して、ご自身のなさりたいことばかりを優先してしまうからモテないんです。
ラブレターなんてもってのほか。もしご自身が、どうでもいい異性からラブレターを受け取ったとしたら? 反応に困りませんか?
自分がされたくないことは、お相手にとってもされたくないことだと心得ましょう。
ましてや、お金持ちなのに初デートで割り勘なんて論外です。某大手ファミレスチェーンもナシナシのナシです。愛する女性を試すような行為はよしてください。
結局のところ"持ってる"男がカッコいい
今回は「モテるお金持ちとモテないお金持ちの違い」について解説してみました。モテるお金持ちというのは、お金のチカラを最大限に活かし、勝負を有利に進めているものです。「所詮は金目当てか」と偏屈になったりしません。
ルックスや腕力など、生まれ持った資産で勝負できたのは学生まで。卒業して、就職して、たんまりお金を稼げば、いやでもチヤホヤされます。イケメンの元サッカー部エースと肩を並べて勝負できます。これこそが、社会人になる醍醐味のひとつではないでしょうか。
努力と勤勉さでもってメキメキ出世して、せっかくお金を得たのだとしたら、「それを活かさないでどうするの?!」と言いたいです。
お金を稼ぐって夢がありますよ。
"持ってる"男がカッコいい、と多くの男性が認識しているからこそ、マッチングアプリでは年収を"盛って"しまう、「年収サギ」なんてものが横行しているのでしょうね。とはいえ、我々女性もプロフィール写真などを"盛って"しまう癖があるので、あまり偉そうなことは言えません。
男と女の騙し合いは、なかなか決着が付かなそうです。