米Microsoftは2月26日(現地時間)、次期グラフィックスをサポートする開発者向けキット「DirectX 12 Agility SDK 1.619」を公開した。2025年からプレビュー版だった機能を正式バージョンへと押し上げており、さらに新しいバージョンを「Agility SDK 1.719-preview」として公開している。
MicrosoftはDirextX自体をアップデートしなくてもゲーム側がランタイムを含めることで最新グラフィックスを利用できるように工夫を凝らしており、このランタイムにこれまでプレビュー版だった最新機能が導入されたという内容。シェーダーモデル6.9への移行が最大の特徴で、前までオプションだった最新機能を正式版として導入した。これによってハードウェア側の対応要件も新たに公開されている。
対応としてはそもそも、ランタイム側に用意された機能に対応するAPIが存在するレベルと、GPUがその描画をハードウェアで行えるレベルの2段階が存在している。なかでもShader Execution Reordering (SER、シェーダー実行順再配置)のような高度な機能ではAMDとIntel、NVIDIA各GPUで対応できるレベルが異なっており、例えばRadeonではAPIをサポートしても、順序の変更(GPU側でハードウェア処理に影響する)することはできない。主要な先進グラフィックス機能における各社製品の対応状況についてもまとめられており、NVIDIA GeForce RTX 50シリーズではほぼすべての機能を網羅しているようだ。


