Intelは2月2日(米国時間)、デスクトップワークステーションやHEDT向けの新CPU「Xeon 600プロセッサー」を発表した。これまでGranite Rapidsの開発コード名で知られてた、Pコアのみで構成する高性能CPUで、最上位モデルは86基のPコアを搭載、ハイパースレッディングで172スレッドを実現している。一部モデルはリテールパッケージでも販売し、価格は499ドルから。2026年第1四半期中にリリース。

  • 最大で86コア、172スレッドのXeon 600プロセッサー

    最大で86コア、172スレッドのXeon 600プロセッサー

エンスージアストによるデスクトップPCでの利用も想定したXeonの新世代シリーズ。位置づけとしてはXeon W-2500とXeon W-3500の後継にあたる。Intel 3プロセス技術と、Redwood Cove+コアアーキテクチャを採用し、前世代のXeon W3595Xと比較した場合、最大61%高いマルチスレッド性能を発揮するという。

ラインナップには、コア倍率がアンロックされているオーバークロックモデルも存在している。対応ソケットはソケットはLGA4710-2、対応チップセットはIntel W890、対応メモリはDDR5-6400/上位モデルのみDDR5-8000(MRDIMM)。Intel W890マザーボードはASUSなどが製品を用意しているようだ。

  • Xeon 600のブロックダイアグラム。組み合わせるチップセットはIntel W890

    Xeon 600のブロックダイアグラム。組み合わせるチップセットはIntel W890

最上位モデルのXeon 698Xは86コア(Pコア)、172スレッド、最大ブーストクロック4.8GHz、L3キャッシュ336MB、ベースTDP350W、PCI Express 5.0 128レーンというスペックで、価格は7699ドル。ほかラインナップ一覧は以下の表のとおり。うちリテールパッケージが用意されるのはXeon 654、Xeon 658X、Xeon 676X、Xeon 678X、Xeon 696X。モデル名にXが付くのがオーバークロックモデルだ。

  • Xeon 600シリーズのラインナップ。X付はオーバークロックモデル。Boxedの項目にYesチェックがあるモデルはリテール(小売り)販売あり