2024年のヒット商品にも選ばれたオルカンは、良好なパフォーマンスを背景に人気が続き、9兆円を超えるファンドとなりました。しかし探してみると、オルカンを超えるパフォーマンスのファンドも存在します。オルカンを超えるパフォーマンスのファンドを、テーマとともに8本取り上げました。
2024年にはヒット商品にもなった「オルカン」
各投資信託には正式名称がありますが、愛称が付けられている投資信託も少なくありません。その中で「オルカン」(eMAXIS Slim 全世界株式)は金融関係者なら知らぬ者はいない投資信託です。世間的な知名度も高く、「オルカン」は2024年ヒット商品(日経トレンディ)第1位に「新NISA」とともに選ばれました。金融商品がヒット商品に選ばれたのは珍しいと言えるでしょう。そして2025年もオルカンの人気は続き、資産残高は9兆円を超えました。
オルカンの投資パフォーマンスは?
オルカンの投資パフォーマンスは以下です。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| トータルリターン(過去1年) | 20.51% |
| トータルリターン(過去3年・年率) | 27.69% |
| トータルリターン(過去5年・年率) | 21.14% |
| 純資産総額 | 9.6兆円 |
過去のパフォーマンスはいずれも20%を超えています。良好なパフォーマンスが維持されており、オルカン人気を下支えしています。
どのようなファンドがオルカンのパフォーマンスを超えているのか
人気があるだけではなく、良好なパフォーマンスも維持するオルカンですが、オルカンを超えるパフォーマンスのファンドにはどのようなものがあるのでしょうか。オルカン超えのパフォーマンスのファンドを、テーマとともに8本取り上げました(各数値は2025年12月末時点、1つでもパフォーマンス指標がオルカンを超えるファンドを取り上げ)
【金(ゴールド)】
- 三菱UFJ純金ファンド
国内の金価格との連動を目的とするファンドで、国内金ETFへの投資が中心。
- ブラックロック・ゴールド・ファンド
南アフリカ、オーストラリア、カナダ、米国など海外の金鉱山企業などに投資するファンド。金の高騰を背景に同ファンドのパフォーマンスも良好。
【半導体】
- 野村 世界業種別投資シリーズ(半導体)
世界各国の半導体関連企業の株式に投資するファンド。世界的な半導体銘柄の上昇の恩恵を受け良好なパフォーマンスとなっています。
- GX 半導体関連-日本株式
国内半導体銘柄に投資するETF<2644>です。国内半導体銘柄の好調を背景に、本ファンドも良好なパフォーマンスです。
【米国】
- iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
NASDAQ100指数の動きに連動した運用を行うインデックスファンドです。
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
CRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動する運用を目指すファンドです。
【欧州】
- SBI 欧州高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)
配当利回りに着目し、高水準のインカムゲインと中長期的な値上がり益の獲得を目指して欧州株式に投資するファンドです。
【AI活用】
- AI(人工知能)活用型世界株ファンド
AIを活用して相対的に投資魅力が高いと判断される銘柄に投資するファンドです。投資対象は日本を除く海外の株式となっています。
特にテーマ性の強いファンドは一部資金での投資がオススメ
オルカンなどの全世界型や指数連動型のファンドに比べ、半導体などのテーマ型のファンドは、投資タイミングや相場環境によりパフォーマンスが大きく変化します。足元で良好なパフォーマンスでも、今後逆回転するリスクもあるため、テーマ性の強いファンドは一部資金での投資に留めることでリスクを抑えられます。
新たにオルカンを上回るパフォーマンスのファンドに投じる際は、まず一部資金でスタートするのがよいのではないでしょうか。









