Google Cloudは8月22日(現地時間)、「How much energy does Google’s AI use? We did the math(GoogleのAIはどのくらいエネルギーを使うのか?計算してみた)」と題したブログ記事を公開し、昨今取り沙汰されているAI処理におけるエネルギー消費について明らかにした。

  • Google Gemini、テキストプロンプトの処理に5滴の水とテレビ視聴9秒以下の電気を消費

大規模な推論性能を実現するために新設されるAIデータセンターが相次いだことで、エネルギー消費にも注目が集まっている。これをうけてGoogleでは自社で提供するAIサービスについて消費電力を推定する論文を公開し、その中で明らかにされた内容。算出にあたってAIサービスは推論処理を行うGPUやTPUだけで提供されているわけではないとし、CPUやRAM、冷却システムも電力を消費するデバイスとして対象に含んだほか、可用性と信頼性のためにアイドル状態で待機する容量も考慮。包括的なエネルギー消費について計算したという。

このエネルギーの消費についてはわかりやすく表現されており、Google Geminiがテキストプロンプトを1つ処理したときには水を約0.26ミリリットル(約5滴の水)、電気を約0.24Wh(9秒のテレビ視聴)消費するという。このエネルギー排出量と総二酸化炭素排出量は、最近の12カ月間でそれぞれ33倍と44倍まで効率化が図られているという。