アニメ『ルパン三世』でルパンがアクロバティックに乗りこなす愛車といえばフィアット「500」だ。そんな「500」にルパン三世とのコラボモデルが登場。9月10日に発売となった。ルパンにまつわる特別装備がいろいろ付いて値段はベース車両と同額。500は日本向け生産が終了しており、在庫がなくなったら販売終了となってしまうので、今回の特別仕様車にはいろいろな意味で注目が集まりそうだ。
フィアット「500」とは?
フィアット「500」(チンクエチェント)は同ブランドの象徴的なモデルであり、日本の街でもかなり頻繁に見かける人気車だ。現行型は2008年に国内で発売となり、累計で約13万台が売れたという。
フィアットが属するステランティスグループでは、グローバル戦略の柱としてクルマの「電動化」を掲げている。その推進に伴い、「500」および「500C」(カブリオレ=オープンカーになるタイプ)の日本向け生産は2024年5月に終了。フィアット正規ディーラーの在庫がなくなり次第、日本での販売も終わるとアナウンスされている。
一方の『ルパン三世』といえば……説明は不要だろう。
コラボモデルの特別装備とは?
ステランティスジャパンはフィアットの新型電気自動車(EV)「600e」(セイチェントイー)の発売を記念して、アニメ『ルパン三世』とのコラボレーションキャンペーンを実施中。その一環として、アニメ『ルパン三世』がモチーフのアクセサリー7点を装備した特別仕様車「500/500C SPECIAL EDITION」を9月10日に発売した。特別装備を盛り込みつつベース車両の価格を据え置いているところが特徴だ。
特別装備は「FIAT×LUPIN THE THIRD」バッジ、チームルパンシルエットリアガラスデカール、「ルパン三世」イラスト入りドリンクホルダープレート、「ルパン三世」シートサイドオーナメント、「FIAT×LUPIN THE THIRD」刺繍入りフロアマット、「FIAT×LUPIN THE THIRD」イラスト入りラゲージフルカバー、1/24サイズ FIAT 500F 1995 イエローミニカーの7点だ。
そのほかのコラボとしては、『ルパン三世』のキャラクターとフィアットの3モデルが登場するオリジナル短編小説「FIAT × LUPIN THE THIRD ORIGINAL STORY」およびイラストを公開する(特設サイト内で3編に分けて毎月公開)。
もうひとつ、「FIAT × LUPIN THE THIRD」デビューフェアも実施中。特設サイトから申し込んだ上で全国のフィアット正規ディーラーを訪れると、「ルパン三世 オリジナルキーホルダー」がもらえる。また、特設サイトから応募すれば「ルパン三世 マルチクリアケース」をゲットできるチャンス(抽選20名)もある。プレゼントキャンペーンの応募期間は9月10日~10月6日、デビューフェア実施期間は10月5日~6日だ。