UL Solutionsは9月6日、提供中のベンチマークツール「Procyon AI」において、NPUを活用した性能計測に対応した。

  • ベンチマークツール「Procyon AI」でNPUの性能計測に対応 - INT8でStable Diffusion 1.5動作

Procyon AIは、ハードウェアのAI性能を計測できるベンチマークスイート。これまではGPU等を活用した全体的なAI性能を計測することに使われてきたが、昨今ではCPUに併設する形で推論に特化したNPUコアを搭載したプロセッサが複数市場に投入されている。これをうけて、NPU単体でのAI性能を計測できるようになったという点が目新しい。

NPUの性能計測にはINT8でStable Diffusion 1.5を活用。NPUでの性能計測が行えるようになったことで、「Procyonは、NPU、iGPU、ディスクリートGPUのAI画像生成性能を測定および比較するために標準化された、利用可能な最初のベンチマークとなります」とアピールされている。