グローバルでeスポーツトーナメントを展開するPGLは3月7日(ルーマニア現地時間)、3月17日から始まるメジャー開幕に先駆けて、今回の大会で使用する大会機材の構成について明らかにした。AMD製最新プロセッサが用いられている。

  • 『Counter-Strike 2』世界大会、公式機材プロセッサにまさかのIntelではなく「AMD Ryzen 7800 X3D」採用

3月17日からPGLコペンハーゲンのメジャーシーズンが始まることを受けて、大会で用いられる機材について情報が公開されたというもの。「最高のパフォーマンスを実現するために最適化されたゲーム構成」として、CPUにAMD Ryzen 7800X3Dを採用し、グラフィックスにNVIDIA GeForce RTX 4080を搭載。モニターにはZOWIE XL2566K(TNパネル、360Hz)を使用する。

『Counter-Strike 2』といえば、Intelが歴史ある世界大会「IEM(Intel Extreme Masters)」を主催し続けていることでも有名なタクティカルFPSゲーム。今回PGLがAMD製プロセッサを採用したことは、Counter-Strike 2の大会として異例の抜擢といえるだろう。

採用されたRyzen 7800X3Dは、Zen 4ベース・8コア16スレッドで最大5.0GHzの動作に対応するCPUで、大規模なL3キャッシュをCPUダイ直上に備えている点が特徴。低消費電力かつ強力なゲーミング性能を実現しており、今回の採用に至ったものとみられる。