OMデジタルソリューションズは2月21日、ミラーレスカメラ「OM SYSTEM OM-1」の今後のファームウエアのアップデート方針についてコメントを発表した。AF性能や操作性の改良を図る新ファームウエアを今年の秋ごろに公開すると明言。「OM-1はもう新しいファームウエアでの改良は実施しないのか」というOM-1ユーザーの不安を払拭した。

  • OMデジタルソリューションズのミラーレスカメラ「OM SYSTEM OM-1」

先日、さまざまな機能改良を図った「OM-1 Mark II」が発表されたが、「OM-1 Mark IIで改良した点はファームウエアのアップデートでOM-1に適用されないのか」という問い合わせがOM-1ユーザーから多く寄せられていたという。CP+を前に、その声に対するメーカーの考えを表明した。

「今後のOM-1ファームウェアアップデートについて」として公開したコメントは以下の通り。

  • 「OM-1」に対する新しいファームウェアの公開を今年の秋頃に予定しています

  • AF性能:S-AFとC-AFのオールターゲット時に、主要被写体をより捉えやすくする等の一部のAF性能の最適化

  • 操作性:撮影時のゴミ箱ボタンでのメニュー操作に対応し、右手でのメニュー操作を可能にする操作性の向上

ハードウエアが異なるため、OM-1 Mark IIで搭載したライブグラデーションNDなどの新機能への対応はさすがに難しかったようだが、AF性能の底上げが図られるのは頼もしい。