Relicは、AGCやviviONの協力のもと、ディスプレイ一体型ミラー「ミラリア」を用いたVTuberとファンの新たなオフラインコミュニケーション体験を、アニメイト池袋本店で12月16日から2024年1月8日までの期間限定で実施する。
ミラリアはAGCが開発したデバイスで、一見ふつうの鏡に見えるが内部にディスプレイが組み込まれており、デジタルコンテンツの外の景色が同居した新たな映像体験を提供できる。同種のデバイスでは海外メーカーが先行していたが、AGCならではのガラス技術で通常の鏡と変わりない反射性の高さと鮮やかな映像表示を両立したこと、等身大映像の投影が可能なほどの大型サイズまで用意したことなどが特徴として挙げられる。2015年から開発に着手し、今年本格販売がスタートしたばかりの最新デバイスだ。
今回の取り組みの主体となるRelicは、日本企業の新規事業開発やイノベーション創出を支援する「事業共創カンパニー」と名乗る。共創を支援する立場からの視点でミラリアの新たな活用法を検討した結果、「ファンとVTuberが次元を超えてオフラインで直接コミュニケーションを取っているかのような臨場感のある体験」に思い至ったという。
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VTuberグループ『あおぎり高校』の栗駒こまるさん Ⓒ2023 viviON, inc.
開催中の「あおぎり高校×アニメイトフェア」にあわせてアニメイト池袋本店にミラリアを設置しており、VTuberグループ『あおぎり高校』所属でチャンネル登録者30万人を超える人気VTuber・栗駒こまるさんとのコミュニケーション体験が楽しめる。参加費は無料で、同店舗の営業時間内であれば体験できる。
リアルタイム・双方向のコミュニケーションというわけではないが、3Dモデルと30種類以上の撮り下ろしボイスデータがミラリアにセットされており、AGCの自動応答bot技術との組み合わせで、来店者の接近や身振りを認識して自律的に応答するという仕掛けとなっている。
AGCの最新デバイス・最新技術に興味のある方や“まろん組”（栗駒こまるさんのファンネーム）の方は会期中にぜひ一度足を運んでみてはいかがだろうか。
