個性的な特典を数多く揃え、経営者や富裕層の会員が多いことで知られるアメリカ発のクレジットカード「ラグジュアリーカード」では、会員同士の交流の輪を広げることを目的としたイベント「ソーシャルアワー」が毎月開催されている。当初はホテルのバーなどを中心に行われていたが、コロナ禍での休止を経て以降は、より趣向を凝らした内容に進化。10月26日にはクルーズ船を会場にした「ソーシャルアワー×羽田アンダージェットクルーズ」が行われた。参加者の募集開始から1日足らずで定員に達し、大盛況となった当日の様子をレポートする。
美食とともにナイトクルージング
ソーシャルアワー×羽田アンダージェットクルーズは、クルーズ船「CIEL BLEU(シエルブルー)」で東京の日の出桟橋から羽田空港周辺まで、ナイトクルージングをしながら飲食や会員同士の交流を楽しむというもの。イベントはラグジュアリーカードのスマートフォンアプリで告知され、先着で申し込んだ会員たちが参加した。
当日は小型船ターミナルのラウンジで受付をして乗船。船は2階建ての構造で、1階のメインフロアは広々とした室内空間、2階のデッキは屋根やソファも備えた開放的な空間になっており、その雰囲気はラグジュアリーという言葉がピッタリ。座席指定などは特になかったが、食事や会話を楽しみたい人はケータリングフードやドリンクカウンターのある1階に、景色や潮風を楽しみたい人は2階に自然と散らばっていった。
ケータリングは鎌倉・古我邸の古川慶顕総料理長の監修によるもの。鬼灯と生ハム、トリュフ風味のポンデケージョ、ブラックオリーブとアンチョビのキッシュなど7品が用意され、そのクオリティの高さには至るところから称賛の声があがった。また、ドリンクはワイン、ビールなどアルコールを含めフリーフローで振る舞われた。
真上を通過するジェット機に大興奮!
天候にも恵まれるなか出港した船は、心地よい風を浴びながら一路南下。イベントタイトルにもなっている「アンダージェットクルーズ」とは、海上からジェット機を見上げるクルーズのことで、羽田空港周辺まで到着すると、着陸してくる飛行機が次々と真上を通り、その大迫力に参加者は歓声をあげて大興奮。世界有数の過密空港として知られる羽田だけに、数分おきにアンダージェットを楽しめることも魅力で、この臨場感を記録に残そうと何度も写真や動画撮影にチャレンジする参加者も多く見られた。
空港周辺では20分ほど停泊して船は折り返し。この頃には体験を共有したこともあってか、自然と参加者同士の交流が始まり、船内の各所で名刺交換が行われていた。ソーシャルアワーには男女問わず経営者やクリエーターも数多く参加しており、ここでの出会いがきっかけでビジネスに発展した例も少なくないそうだ。
一方で、この日はクルージングということもあり、夫婦やカップルでの参加者も多く、デッキで記念撮影する男女の姿も目立っていた。帰路では陸上からは見られないコンテナターミナルや、屋形船が並ぶお台場周辺の夜景も堪能しつつ、約2時間のクルージングは終了。飲食、夜景、クルージング、アンダージェット、そして同伴者との会話や参加者同士の交流など、満足感の高いイベントになったのではないだろうか。
「ソーシャルアワー×羽田アンダージェットクルーズ」の参加費は?
ソーシャルアワー×羽田アンダージェットクルーズの参加費は1名につき1万5,000円。なお、ラグジュアリーカードにはチタン(年会費5万5,000円)、ブラック(年会費11万円)、ゴールド(年会費22万円)、そして招待制のブラックダイヤモンド(年会費非公表)の4種類のカードがあり、参加できるイベントはカードによって異なる。今回のイベントは全会員が参加できるものだったが、ブラックダイヤモンドとゴールド会員は他会員よりも先行して申し込みが可能となっていた。
ラグジュアリーカードは2024年1月11日まで、アメリカでの創業から15周年を記念して、最大11万円相当のポイントが還元される入会キャンペーンを実施中。年会費が高額なため気軽に持てるカードではないが、チタンから始めて必要に応じランクアップさせるもよし、最初にゴールドを持って一通りのサービスを体験してみるもよし、気になった人は一度サービス内容をチェックしてみてほしい。