キヤノンは11月2日、RFマウントの超広角ズームレンズ「RF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STM」を発表した。APS-Cセンサーを搭載したミラーレスカメラ用のRF-Sレンズで、超広角特有のダイナミックな撮影が可能。カメラの電子補正を積極的に利用する設計とし、レンズが大きくなりやすい超広角ズームながら小型軽量に仕上げた。近接撮影性能も優れている。
価格はオープンで、キヤノンオンラインショップでの販売予定価格は55,000円。発売は12月上旬の予定。
35mm判換算で16~29mm相当をカバーする超広角ズームレンズ。カメラ側の電子歪曲収差補正を積極的に利用する設計とし、レンズ構成は10群12枚とレンズ枚数を抑えた。レンズ自体も全長が44.9mm(収納時)、重さは約150gと小型・軽量設計としている。
近接撮影性能も優れており、MF撮影時は最短撮影距離0.086m、最大撮影倍率0.5倍とした(AF撮影時は最短撮影距離0.14m、最大撮影倍率0.23倍)。
超広角ズームながら、4段分の補正効果を持つレンズ内手ブレ補正機構を内蔵する。ボディ内手ブレ補正機構を搭載するカメラに装着した際は協調制御に対応し、EOS R7に装着した際は6段分の補正効果が得られる。