8月29日にリリースされた新作RPG「Sea of Stars」が、発売1日で10万本を超える売上を記録するほどの人気となっている。ネットでは「今年のGOTYだろこれ」「神ゲーの予感しかしない」などと話題だ。
We’re speechless. Thank you ❤️ pic.twitter.com/OJXJ0mawpg
— Sea of Stars (@seaofstarsgame) August 30, 2023
本作の開発元であるカナダのインディーゲームスタジオ・Sabotage Studioは公式X(旧twitter)で、「言葉も出ません。ありがとう(We’re speechless. Thank you)」というコメントとともに、「Sea of Stars」が1日で10万本を売り上げたことを報告した。実際、ゲーム内容への評価は高く、たとえばSteamストアページのレビューは記事執筆時点で1200件以上あり、そのうち86%が好評しており、「非常に好評」の評価ランクを獲得している。
「Sea of Stars」は、ドット絵で描かれる古典的名作にインスパイアを受けたというターン制RPG。同社が手がけた2D忍者アクションゲーム「The Messenger」の世界を舞台にした前日譚で、太陽と月の力を組み合わせた「日食の魔法」を操れる2人の主人公が、邪悪な錬金術師「フレッシュマンサー」が作り出した怪物たちに立ち向かう物語だ。
本作はターン制の戦闘や、ストーリーテリング、冒険、環境との接触といった古典的名作RPGの要素を取り入れつつ、ノスタルジーと古き良きシンプルな楽しさが詰め込まれた作品だという。タイミングを合わせた攻撃や、コンボ攻撃、ブーストといったさまざまなアクション要素を搭載し、さらに冒険のなかの気分転換として、航海や料理、釣りなども楽しめる。
ちなみに本作、なんとなくスーパーファミコンの名作RPG「クロノ・トリガー」っぽさを感じるが、「クロノ・トリガー」のコンポーザーとして知られる光田康典氏もゲストコンポーザーとして参加していたりする。
「Sea of Stars」は税込4,000円からで、対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|Sだ。
ネット上では「今年のGOTYだろこれ」「これはネタ抜きにガチで面白そう」「すごいな。インディーとは思えない売上だ」「まだ序盤だけどこのゲームは神ゲーの予感しかしないぞ!皆買うんだ」「美麗な3Dゲーム作ってりゃいいわけじゃないってことよね。こういう2Dだってまだまだ売れるのだ」などの声が寄せられた。