富士フイルムは11月2日、同社が展開するミラーレスデジタル向けカメラ「Xシリーズ」向けの交換レンズ新製品として、「フジノンレンズ XF30mmF2.8 R LM WR Macro」を発表した。11月25日から発売を予定しており、メーカー想定売価は97,900円前後。

  • 富士フイルム「XF30mmF2.8 R LM WR Macro」

最短撮影距離10cm、最大撮影倍率1倍の近接撮影性能を実現したマクロレンズ製品。30mm(35mm判換算46mm相当)の使いやすい標準画角に設定されており、自然な遠近感を生かしたポートレート撮影やスナップ撮影、卓上の料理まで幅広く対応可能。本体は非球面レンズ3枚とEDレンズ2枚を含む光学系で、大きいレンズを後部に搭載したことでコンパクトなサイズ感を実現。重さもわずか195gと軽量に仕上げられている。

フォーカスはインナーフォーカス式で、駆動にはリニアモーターを搭載して高速・静粛なAF動作が行える。防塵防滴、-10度の耐低温構造を備えており、その他の主な仕様は以下の通り。

  • フード装着イメージ

  • X-H2S装着イメージ

  • 焦点距離:30mm(35mm判換算:46mm)
  • レンズ構成:9群11枚(非球面レンズ×3、EDレンズ×2)
  • 絞り:F2.8~F22
  • 最短撮影距離:10cm(レンズ先端から約1.2cm)
  • 最大撮影倍率:1:1
  • 全長:69.5mm
  • 重さ:195g
  • フィルター径:43mm