Amazonは、ストリーミングデバイス「Fire TV」シリーズとFire TV搭載スマートテレビのユーザーインタフェース(UI)をアップデート。ナビゲーションバー上に、検索機能をあらわす虫眼鏡のアイコンを新たにトップ表示するようにした。
これまで「探す」にあったカテゴリーの一部も、虫眼鏡アイコンを選ぶと表示される画面に集約して、コンテンツを見つけやすくした。アプリストア、映画、TV番組、アニメ、キッズ&ファミリーといった常設カテゴリーに加え、ドラマやアクションなどのおすすめカテゴリーのパネルも最大5つ表示。このパネルを選ぶことで、コンテンツにフィルターをかけ、観たいコンテンツを見つけやすくしている。
ブックマークの形をした「マイコンテンツ」タブ(旧名称:ライブラリ)には、ウォッチリスト、購入やレンタルしたコンテンツなどを集約。お気に入りのコンテンツをひとつのタブでまとめて見られるようにした。
今回のアップデートで、ナビゲーションバー上のすべてのボタンに、文字に加えて分かりやすいアイコンを採用。検索、ホーム、ライブ、マイコンテンツなどよく使うアイコンを表示することで、お気に入りのコンテンツに素早くアクセスできるように改良した。
他にも、キッズ向け機能を強化。これまでFire TV Stickと、Fire TV Stick 4K Max向けに提供していた「子ども用プロフィール」が、新たにFire TV搭載スマートテレビでも利用できるようになった。同機能を設定することで、保護者はFire TV上のコンテンツの管理、視聴時間の制限が可能になる。
Fire TVシリーズを立ち上げ、プロフィールを追加するときに「子ども用プロフィール」から「はい」を選択、名前と誕生日を入力することで設定が完了。保護者は「子ども用のプロフィールの設定」から、利用できるアプリの管理や視聴時間の制限が行える。子ども用プロフィールは最大で4人分作成可能だ。
さらに、「子ども用プロフィール」を設定すると、Amazonプライム会員のユーザーであれば定額サブスクリプションサービス「Amazon Kids+」に加入していなくても、追加料金なしでAmazon Prime Videoの中から子ども向けアニメや映画などのコンテンツを大画面で楽しめるようになるという(Amazon Kids+でのみ視聴可能なコンテンツなど、別途契約や追加料金が必要なものもある)。
なお、7月12日0時から翌13日23時59分まで48時間開催する、Amazonプライム会員向けの大規模セール「プライムデー」では、Fire TV 搭載スマートテレビ「FUNAI Fire TV搭載スマートテレビ 55V型4K液晶テレビ」を特別価格で、またFire TV Stickを通常4,980円から約60%オフとなる1,980円で販売する予定だ。