京セラドキュメントソリューションズジャパンは5月10日、モノクロA4複合機「MA2000w」とモノクロA4プリンター「PA2000w」の2製品を、5月下旬より発売する。価格はオープンで、市場想定価格はMA2000wが32,000円前後、PA2000wが27,000円前後。

  • 左:モノクロA4複合機「MA2000w」、右:モノクロA4プリンター「PA2000w」

MA2000wとPA2000wは、コンパクトなデザインに直観的な操作性を備えた複合機/プリンター。両機種ともに、連続プリント速度は20枚/分(A4ヨコ)。本体はデスクの上に設置しても邪魔にならないコンパクトさで、1人でも持ち運べる重さのため、必要な場所へ手軽に移動できるという。

無線LANの設定は、本体とアクセスポイントのワイヤレスネットワークキー(WPSボタン)を押すだけ。ドライバーやソフトウェアのインストールは、少ないステップで完了する。

  • 機器の前面に貼りつけている二次元コードからセットアップ手順動画にアクセス

在宅勤務向けの機能として、会社の複合機と連携(VPN接続環境が必要)。在宅PCからファクスの受信を確認でき、ファクスボックスに保存されたデータの確認やダウンロードも行える。送信したいファクス原稿をスキャンし、会社の複合機を経由して送信することも可能だ。

印刷された紙の上に特定のパターンを印刷し、元の原稿や文字を読み取りにくくする簡易シュレッダー機能を備える。モバイル用アプリケーション「KYOCERA Mobile Print」を用いて、スマートフォンやタブレット端末から直接PDFなどを印刷できる。

  • 印刷された紙の上に特定のパターンを印刷し、元の原稿や文字を読み取りにくくするデータマスキング機能を搭載

複合機モデルであるMA2000wの操作部は、前面にボタンを集約。メンテナンス時の消耗品の交換も、機器の前面から行える。

MA2000w(複合機)の主な仕様は、本体サイズが370×320×240mm、重さが6.2kg(同梱トナーカートリッジ含む)。インタフェースは無線LAN(IEEE802.11b/g/n)、USB 2.0。スキャン解像度は600dpi×600dpi。ランニングコストは約2.7円/ページ(トナー価格より算出)。

PA2000w(プリンター)の主な仕様は、本体サイズが350×233×177mm、重さが4.5kg(同梱トナーカートリッジ含む)。インタフェースは無線LAN(IEEE802.11b/g/n)、USB 2.0。ランニングコストは約2.7円/ページ(トナー価格より算出)。