ニコンは、約7.8倍という高いズーム倍率を備えたAPS-Cサイズ(ニコンDXフォーマット)ミラーレスカメラ対応の交換レンズ「NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR」を10月15日に発売すると明らかにした。希望小売価格は85,690円。
今年6月に開発発表が行われていた製品で、今回発売日や価格、詳細な仕様が発表されたかたちとなる。全長約90mm・重さ約315gと小型軽量ながら、18~140mm(35mm換算:27~210mm)という幅広い焦点距離をカバーする点が特徴で、さまざまな被写体が想定される旅行から日常のスナップ撮影まで、多様な撮影ニーズに応えることができるとしている。
本体にはVR機構を内蔵し、5.0段分の光学式手ブレ補正を利用可能。レンズ構成はEDレンズ×2、非球面レンズ×2を含む13群17枚、絞り羽根は7枚(円形絞り)、開放絞りはF3.5~F6.3、最小絞りはF22~F40。最短撮影距離は0.2m(焦点距離18mm時)で、最大撮影倍率は0.33倍。フィルターサイズは62mm、本体サイズ(最大径×全長)は73×90mm、重さは約315g。レンズキャップ「LC-62B」と裏ぶた「LF-N1」を同梱する。