レンタルユニフォームのおすすめ6社を比較!メリットや選び方も紹介

レンタルユニフォーム

業務用のユニフォームは、購入だけでなくレンタルも可能なことはご存知でしょうか? 購入したユニフォームの管理やコストで悩んでいるのであれば、レンタルユニフォームがおすすめです。本記事は、レンタルユニフォームに関する以下の内容をご紹介します。

  • レンタルユニフォームのサービス内容
  • レンタルユニフォームのメリット・デメリット
  • おすすめのレンタルユニフォーム会社と選び方

レンタルユニフォームのサービス内容から詳しく解説していきますので、ぜひご覧ください。

レンタルユニフォームとは

レンタルユニフォームとは、製造や飲食、医療といった業務用ユニフォームのレンタルサービスのことです。サービス内容には貸し出しだけではなく、交換、メンテナンス(補修)、定期クリーニング、管理などが含まれます。あまりユニフォームが汚れない業種にも対応しており、クリーニングなしのサービスもあります。

料金は月額制が多く、数年ごとの契約が一般的です。主流の料金システムは、個人単位制もしくは一定枚数制のどちらか。個人単位制は、1人あたりの貸出枚数が決められており、人数に応じて料金が変動します。一定枚数制は、1枚あたりの料金設定なので、貸出枚数により月額費用が変わります。

レンタルユニフォームを利用すると、自社でユニフォームを管理する必要はありません。多くの場合、ユニフォーム管理は企業のコア業務ではないため、外部委託のハードルも低いでしょう。管理の負担軽減や、コストマネジメントの改善をしたいのであれば、レンタルユニフォームの導入を検討してみると良いでしょう。

レンタルとリースの違いは?

レンタルと似たサービスに「リース」があります。ユニフォームを貸し出す点で共通しているので、同じだと思う人もいるかもしれません。しかし、両者には明確な違いがあります。

レンタルは、レンタル会社が所有している既存のユニフォームを貸し出すサービスです。一方でリースは、リース会社が顧客の希望するユニフォームを新たに購入し、顧客に貸し出すサービスを意味します。

さらに、多くの場合でリースは、ユニフォームの交換や補修には対応していません。ユニフォーム関連業務をトータルで外注したいのであれば、レンタルをおすすめします。レンタルユニフォーム会社の中には、リースに対応しているサービスもあるので、自社に合う形態を選びましょう。

レンタルユニフォームを利用するメリット3つ

レンタルユニフォームは、業務用のユニフォームに関する業務を委託できるサービスです。しかし、自社でもおこなえる業務を、あえて外部委託するメリットを感じない人もいるかもしれません。そこで、レンタルユニフォームを利用するメリットを、以下3つに分けて紹介します。

  1. コスト削減
  2. 管理の負担軽減
  3. 衛生面の向上

各メリットについて、順番に解説していきます。

1 コスト削減

ユニフォームをレンタルすると、コスト削減が期待できます。レンタルサービスはユニフォームの交換・補充が料金内に含まれているため、初期費用が抑えられます。ユニフォームをストックしなくていいので、無駄な管理費用もかかりません。購入の場合、廃盤や不足を見越して多めに購入する必要があるため、初期費用や管理費用が高くなりがちです。

さらにレンタルであれば、クリーニングや修繕も月額料金に含まれているので、クリーニングなどの維持費用が発生しません。レンタルは長期的に見ると費用がかさむと思われることもありますが、クリーニング・修繕・交換・管理といった諸経費が定額になるため、実際には安くなるケースが多くあります。

2 管理の負担軽減

レンタルユニフォームを利用すると、ユニフォーム管理をサービス会社に委託できるため、自社の負担を大幅に減らせます。現在、ユニフォームを購入している企業は、主に以下のような業務が発生していませんか?

  • 従業員の増減によるユニフォームの新規手配・処分
  • サイズ交換、デザイン変更による一斉交換
  • 在庫管理
  • クリーニング、補修、購入の手配
  • ユニフォーム関連費用の経費管理

レンタルにすると、これらの業務を自社でおこなう必要がなくなります。ユニフォーム関連の帳簿付けが月額費用のみになるので、コストマネジメントも容易になるでしょう。このように、ユニフォーム管理業務から解放される点も、レンタルユニフォームの魅力の1つと言えます。

3 衛生面の向上

レンタルユニフォームは、衛生面の向上にも貢献します。定期クリーニングやこまめな補修・交換により、ユニフォームを清潔に保てるからです。購入の場合、会社による定期クリーニングはしても、多少の汚損や糸のほつれなどは放置されがちです。クリーニング依頼の手間もかかるでしょう。

従業員の個人管理に任せている場合、さらに衛生面に不安が生まれます。従業員ごとに衛生意識が異なるため、全てのユニフォームを清潔に保つのは難しいもの。ユニフォームの清潔さは、衛生面だけでなく見栄えの面からも重要です。レンタルユニフォームであれば、煩わしい手間がなく定額内でクリーニングをおこなえます。

以上3つがレンタルユニフォームのメリットです。では反対に、デメリットはあるのでしょうか?

レンタルユニフォームのデメリット

レンタルユニフォームを利用するメリットがあれば、デメリットもいくつか存在します。

まず、ユニフォームを紛失した場合、弁償しなくてはならない点がデメリットとなります。ユニフォームはあくまで借りているだけであり、所有者はレンタル会社です。従業員にユニフォームの適切な扱いの周知や、適切な管理対策が必要となります。

また、レンタルユニフォームの料金は月額制でも、契約は数年単位が一般的です。そのため、途中解約をすると違約金が生じる点もデメリットと言えます。契約前に、使用期間や他社デザインへの変更予定はないかといった点を確認してください。

レンタルユニフォームを自社に導入するか悩んでいる場合は、まずはメリット・デメリットから比較・検討しましょう。

おすすめのレンタルユニフォーム会社6選

ここまで、レンタルユニフォームのサービス内容やメリットなどを紹介しました。続いて、多数あるレンタルユニフォーム会社の中から、おすすめの6社をご紹介していきます。それぞれの特徴を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

「ユニフォームの販売・レンタル」
株式会社フジリンクス

POINT
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対応エリア:全国
  • 参考価格:別途お問い合わせ

フジリンクスは、レンタルユニフォームの導入プランを3つ用意。基本的なレンタル方式、リース&クリーニング方式、リース&リユース方式から 自社に合うプラン を選択できます。レンタル方式は、交換、補修、定期クリーニング、バーコード管理、廃棄まで完備している基本プランです。

頻繁なクリーニングが不要であれば、クリーニング料金のみ別途発生するリース&クリーニング方式がおすすめ。各ユニフォームはバーコード管理され、使用状況の把握が可能です。ユニフォームの発注や交換、クリーニングは web上で依頼できます。


「ユニフォームレンタル」
株式会社白龍堂

POINT

  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対応エリア:北関東 / 首都圏 / 東海 / 近畿 / 中国 / 九州・沖縄
  • 参考価格:別途お問い合わせ

白龍堂は、衛生面を重視 したレンタルユニフォームを提供しています。厳格な衛生管理手法「HACCP(ハサップ)」に準拠したシステムでクリーニングにより、汚れだけでなく ウイルスや細菌も除去。食品関連企業でも安心して利用できます。

ユニフォームごとにICチップを取り付け、クリーニング状況などを管理しています。クリーニング回数を把握できるため、従業員の着回しや持ち出しによる不衛生な使用を防止します。また、レンタルでも オリジナルデザインのユニフォームにも対応可能です。


「ユニフォームレンタルサービス」
株式会社サニクリーン

POINT

  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対応エリア:全国
  • 参考価格:別途お問い合わせ

サニクリーンのレンタルユニフォームは、1週間単位 の料金システムです。週ごとの在籍人数に合わせてユニフォームをレンタルできるので、無駄な費用が発生しません。

1人あたりの着替え回数 に応じて、1週間の貸し出し枚数が変動します。たとえば、週1回着替える人には3枚を貸し出しといった形で。ユニフォームの汚れ具合に応じて、最適な枚数を借りられます。

ユニフォームは、マーキングテープ管理により、従業員ごとの専用ユニフォーム を提供。飲食店や介護職など、さまざまな業種に対応しています。


「Rental Uniform」
株式会社エムズ

POINT

  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対応エリア:全国
  • 参考価格:別途お問い合わせ

エムズのユニフォームレンタルは、シンプルな2システム で提供しています。1つは、ユニフォームの貸し出しのみをおこなうシステムです。もう一方は、レンタルとクリーニングをおこなうシステムで、どちらかを選択を選択できます。また、クリーニングは 定額無制限プランか、もしくは利用分ごとの課金プランの2種類です。

どちらのシステムを選んでも、ユニフォームの増減、交換、補充といった必須のサービス は含まれています。アミューズメント施設や事務職など、頻繁なクリーニングが不要な場合はユニフォーム貸出のみがおすすめです。

反対に、スーパーや食品製造といった厳しい衛生管理が必要であれば、クリーニング有りのシステムが向いています。


「ユニフォームレンタル」
株式会社ユニメイト

POINT

  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対応エリア:全国
  • 参考価格:別途お問い合わせ

ユニメイトは、ユニフォームに関する5つのオペレーションメニューを展開しています。メニューは、レンタル、レンタル+クリーニング、販売、販売+管理、管理で構成されています。自社の求める メニューを組み合わせて依頼可能です。

ユニフォームはIDタグで管理 するため、セキュリティ・衛生の両面で安心して利用できるでしょう。ユニフォームの種類が豊富で、事務職に最適なオフィスデザイン、医療用ユニフォーム、作業用ユニフォームなど、 あらゆる利用シーンに対応します。

「レンタルサービス」
株式会社サーヴォ

POINT
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 対応エリア:全国
  • 参考価格:別途お問い合わせ

サーヴォは、レンタルユニフォームの関連業務をフルサービスで対応 します。ユニフォーム調達は、デザインや素材の選定からスタート。自社の理想のユニフォームを徹底追求できます。メンテナンス、廃棄処分、在庫管理も全てサービス内に含まれているので、 自社での管理負担を軽減できるでしょう。

また、自社でユニフォームの在庫を確認・調整したいときは、Web上の専用システムで簡単におこなえます。たとえば、新たに従業員が入社したときは、Webシステムから連絡するだけで即座にユニフォームを手配できます。連絡はWeb以外にメールやFAXでも可能なので、PCに慣れていない人でも簡単です。

以上、6社のレンタルユニフォームサービスを紹介しました。最後に、サービス会社を選ぶ際のポイントを詳しくお話します。

レンタルユニフォーム会社の選び方4つ

レンタルユニフォームを導入するときは、レンタル会社の選び方が大切です。いい加減に選んでしまうと、サービス内容に満足できず無駄なコストを払うことになりかねません。ですので、実際に導入する際は次の4点をチェックしましょう。

  1. クリーニングの有無や方法
  2. 契約期間
  3. 管理方法
  4. ユニフォームのデザイン

それぞれ説明します。

1 クリーニングの有無や方法

1つめのポイントは、クリーニングの有無や方法です。業種によって、ユニフォームの汚れ具合に差があるため、必要なクリーニング頻度も異なります。ユニフォームが汚れやすく頻繁なクリーニングが必要なら、月額料金内にクリーニングが含まれているプランや会社を選びましょう。

さらに、クリーニングの手法も重要です。たとえば、食品・飲食業など高い衛生レベルを求められる場合は、​​HACCPに対応したクリーニング工場を持つ会社がおすすめです。クリーニングの有無や方法を事前に決めてから、候補を絞るようにしてください。

2 契約期間

レンタルユニフォームを導入する前に、契約期間を忘れずに確認しましょう。レンタルユニフォームのシステムは「料金の支払いは月額ごとで、契約は年単位」のケースが主流です。料金の支払いタイミングと契約期間はイコールではないので、「来月からやめます」と一方的な解約はできません。

契約期間中に途中解約すると、違約金が生じる場合があります。さらに、「契約終了の申し出は何ヶ月前まで」と定められていることも。無駄な支出を避けるためにも、自社のユニフォーム利用期間を想定してから申し込みましょう。

3 管理方法

ユニフォームの管理方法も、大事な選定ポイントです。レンタルユニフォームの管理方法は主に2つで、サイズごとにまとめて管理する方法と、ICタグなどで個別に管理する方法に分けられます。

従業員それぞれの専用ユニフォームが必要なら、ICタグ管理のほうが良いでしょう。ICタグで管理していれば、ユニフォームの紛失・盗難の防止にもなります。万が一、ユニフォームを紛失してしまうと弁償しなくてはならないので、セキュリティ面を重視するならICタグ管理がおすすめです。

4 ユニフォームのデザイン

意外と忘れがちな点が、レンタルユニフォームのデザインです。大抵の場合、どのレンタル会社も豊富な種類を用意していますが、扱っているデザインや機能性には違いがあります。業種や企業イメージによって理想のユニフォームは異なるため、カタログをチェックしてみましょう。

ユニフォームは、オシャレなデザイン重視、あるいは機能性重視など多くの選択肢があります。カタログ品だけでなく、オリジナルデザインに対応している会社もあるので、自社のニーズを満たせる会社を探しましょう。

以上4つが、レンタルユニフォーム会社を選ぶポイントです。解説した内容をぜひ参考にして、レンタルユニフォーム会社を比較・検討してみてください。

まとめ

ここまで、レンタルユニフォームのメリット・デメリットや、おすすめの会社をご紹介しました。ここで、記事の内容を簡単に振り返りましょう。

  • レンタルユニフォームとは、ユニフォームのレンタルやクリーニングなどの定額サービス
  • レンタルユニフォームを利用すると、費用削減・管理の手間軽減・衛生面の向上が見込める
  • クリーニングの有無や管理方法、デザインなどを確認してから選ぶ

レンタルフォームを導入すると、購入の場合に生じる雑多な管理作業がなくなります。その分、本来の業務に適切な人員と時間を割り振ることができます。

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