タムロンが開発を発表したソニーEマウント用の標準ズームレンズ「28-75mm F/2.8 Di III VXD G2(Model A063)」、詳細なスペックや追加情報が同社のWebサイト「TAMRON MAG」にて公開されました。同一シーンを現行モデル「28-75mm F/2.8 Di III RXD(Model A036)」と撮り比べた実写画像も公開され、解像感を大幅に向上したことが確認できます。
28-75mm F/2.8 Di III VXD G2は、2021年中の発売を目指して開発が進められている大口径の標準ズームレンズの第2世代モデル。2018年発売の28-75mm F/2.8 Di III RXDから光学系を刷新して描写性能を高めつつ、AF機構をVXD(Voice-coil eXtreme-torque Drive)に一新してAFの高速化や高精度化を図ったのが特徴。広角側での近接撮影性能を高めたほか、新デザインを採用して質感を高めています。
TAMRON MAG内に開設した特設サイト「タムロン28-75mm F2.8 G2 (Model A063)の注目すべき5つのポイント!」で今回更新されたのが、「小型軽量を維持しつつ高画質、高解像を実現」という項目。新旧レンズのMTF曲線を掲載しつつ、約6100万画素のα7R IVを用いた実写画像を1枚紹介し、周辺部まで解像感高く描写できることをアピールしています。この実写画像はオリジナル画像がダウンロードできるので、実力を等倍で確認できます。
次回は「広角端での最短撮影距離は0.18m、最大撮影倍率は1:2.7」と題し、進化した近接撮影性能を紹介するとしています。