ASUS JAPANは6月25日、LHR(Lite Hash Rate)仕様のNVIDIA GeForce RTX 3060搭載グラフィックスカード3製品を発売した。店頭予想価格は79,750円前後~84,150円前後。
3製品とも、従来製品をLHR仕様にしたもの。LHRは暗号通貨のマイニングの際に性能が最大限に発揮されないという仕様で、マイニング以外の用途では従来製品同様の性能となる。
ROG-STRIX-RTX3060-O12G-V2-GAMING
「ROG-STRIX-RTX3060-O12G-V2-GAMING」は、2月発売の「ROG-STRIX-RTX3060-O12G-GAMING」のLHR版。Axial-techファンを3基搭載し、大型ブレード用の小型ハブと下向きの空気圧を高めるためのバリアーリングを備えている。乱流を低減するためセンターファンは他の2つのファンとは逆回転になっており、GPU温度が50度未満になるとファンストップモードが作動して動作音を抑制。ヒートスプレッダ表面のミクロレベルの滑らかさを向上させ、ダイとヒートシンクアレイの接触度を高めて熱伝達を改善している。
- 店頭予想価格:84,150円前後
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 3060
- ブーストクロック:1,882MHz(OCモード時1,912MHz)
- メモリインタフェース/メモリスピード:192bit/15Gbps
- ビデオメモリ:GDDR6 12GB
- 最大表示解像度:7,680×4,320ドット
- 最大画面数:4
- 出力インターフェース:HDMI 2.1×2、DisplayPort 1.4a×3
- サイズ:W300×D133.6×H53.5mm
TUF-RTX3060-O12G-V2-GAMING
「TUF-RTX3060-O12G-V2-GAMING」は2月発売の「TUF-RTX3060-O12G-GAMING」のLHR版となる。こちらも3基のファンを搭載し、センターファンは逆回転、GPU温度50度未満でファンストップモードが作動する。ミリタリーグレードのチョークコイル、発熱量が少ないMOS FET、長寿命のコンデンサを搭載しており、高負荷状態で連続稼働させることの多いゲーミングPCに適した製品だ。
- 店頭予想価格:80,850円前後
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 3060
- ブーストクロック:1,852MHz(OCモード時1,882MHz)
- メモリインタフェース/メモリスピード:192bit/15Gbps
- ビデオメモリ:GDDR6 12GB
- 最大表示解像度:7,680×4,320ドット
- 最大画面数:4
- 出力インターフェース:HDMI 2.1×2、DisplayPort 1.4a×3
- サイズ:W301×D143×H54mm
DUAL-RTX3060-O12G-V2
「DUAL-RTX3060-O12G-V2」は4月発売の「DUAL-RTX3060-O12G」のLHR版で、デュアルファン仕様の2スロットデザイン。GPU温度が50度を下回るとファンが停止する0dBテクノロジーを搭載している。
- 店頭予想価格:79,750円前後
- GPU:NVIDIA GeForce RTX 3060
- ブーストクロック:1,837MHz(OCモード時1,867MHz)
- メモリインタフェース/メモリスピード:192bit/15Gbps
- ビデオメモリ:GDDR6 12GB
- 最大表示解像度:7,680×4,320ドット
- 最大画面数:4
- 出力インターフェース:HDMI 2.1×1、DisplayPort 1.4a×3
- サイズ:W200×D123×H38mm