待望の第11世代Coreがもうすぐ発売に
Intelの第11世代Core「Rocket Lake」が3月30日、いよいよ発売開始となる模様だ。すでに対応するZ590/H570/B560チップセット搭載マザーボードが各社より発売されており、CPU側の登場が待たれていた。解禁時間は同日22時。TSUKUMO eX.は延長営業し、夜間販売を実施することを明らかにしている。
発売が予定されているのは、Core i9が「11900K」(8コア/16スレッド/125W)など4モデル、Core i7が「11700K」(同)など4モデル、Core i5が「11600K」(6コア/12スレッド/125W)など5モデル。予約方法や販売形式はショップごとに異なるため、ショップのWEBサイトやSNSなどで最新情報を確認して欲しい。
"歯車が動く"という妙な方向に進化
ASRockの定番ハイエンドブランド「Taichi」のマザーボードとして、Intel Z590チップセット搭載モデルが登場した。Taichiというと歯車のデザインが印象的だが、この「Z590 Taichi」ではついに、本当に"動く"歯車を搭載してしまったというのが驚きだ。グラフィックスカードホルダーも付属し、価格は59,000円前後。
もちろんTaichiらしく、機能も充実している。電源回路は14フェーズのDr.MOSを搭載。ネットワークはKillerの2.5GbEとWi-Fi 6Eのほか、IntelのGbEも用意し、バックパネルのI/Oには、40GbpsのThunderbolt 4を2ポート備える。基板上の3つのM.2スロットは、大型ヒートシンクにより効果的な冷却が可能だ。
動く歯車は動画で確認できる。もちろん動くことに実用性は皆無なのだが、さすが俺たちのASRock
10万円超えのハイエンドZ590マザー
GIGABYTEから、Intel Z590チップセット搭載マザーボードが3モデル発売された。まず「Z590 Aorus Tachyon」は、オーバークロックに特化した数量限定モデル。CPUとメモリの間の距離を最短にすることで、高いメモリクロックと低いレイテンシを実現、さらに大きなグラウンド層でシールドを強化した。価格は71,500円前後。
そして「Z590 Aorus Xtreme」は、最上位のE-ATXモデルだ。電源回路は100A Dr.MOSの20+1フェーズと、非常に強力。機能は、Thunderbolt 4、Aquantia 10GbE、Intel 2.5GbE/Wi-Fi 6Eなど、まさに"全部入り"といった感じで、そのほか製品には、USB DACやM.2 NVMe SSD増設カード(2台用)まで付属する。価格は109,000円前後だ。
Mini-ITXモデルの「Z590I Aorus Ultra」も登場。Mini-ITXながら、90A対応の10+1フェーズ電源と大型ヒートシンクを搭載、M.2スロットは両面に1つずつあり、表側にはヒートシンクも付属する。ネットワークは、Intelの2.5GbEとWi-Fi 6という構成。小型でも高性能なマシンの構築が可能だろう。価格は38,500円前後。