バッファローは2021年3月末に、ネットワークレコーダー&メディアストレージ「nasne」(ナスネ)を発売する。amazon内バッファロー公式ストアにて販売し、価格は29,800円(税込)。

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    バッファロー製のネットワークレコーダー&メディアストレージ「nasne」

nasneは、かつてソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)が販売していた製品で、2019年に販売を終了。現在も愛用している人は多い。バッファローは2020年10月に、SIEの協力を受けて新しいnasneをリリースすることを発表して注目を集めていたが、今回正式に価格と発売時期が明らかになった。

バッファロー製の新nasneは、地上デジタル・BSデジタル・110度CSデジタルチューナー×1基を搭載したネットワークレコーダー&メディアストレージ。内蔵HDDは2TBで、本体のUSB 2.0端子に外付けHDD・SSDを増設できる(最大6TB、内蔵の2TBと合わせて最大8TB)。ネットワークインタフェースはGigabit Ethernet対応の有線LAN×1基。本体サイズは約W44.5×H135×D187mm。

対応デバイス(提供アプリ)は、Windows 10パソコン(PC TV Plus)、iPhone・iPad(torne mobile)、Android(torne mobile)、PlayStation 4(torne PlayStation 4)となっている。加えて、SIEからPlayStation 5用のtorneアプリが2021年末にリリース予定。iPhone・iPad用のtorne mobileアプリでは、視聴の解像度が720pへと向上した。なお、SIE製のnasneが対応していたPlayStation 3や、ソニーのテレビ「BRAVIA」との連携は、バッファロー製のnasneではサポートされない。

機能的には、宅内でのテレビ番組の視聴と録画に加えて、宅外からの視聴と録画にも対応。複数のnasne(バッファロー製・SIE製)を数珠つなぎにすれば、チューナー数やストレージ容量を増やせる。torne mobileアプリでは最大4台、PC TV Plusアプリでは最大8台のnasneに接続可能。テレビ番組のほか、nasneに音楽・動画・写真を保存して各デバイスから見たり、パソコンで扱うデータを保存して宅内ファイルサーバーにしたりといった機能もある。