アイ・オー・データ機器は、パソコンとUSBケーブルでつないで4K/60fpsの2画面出力ができるドッキングステーション「US3C-DS1/PD」を2月下旬に発売する。価格は税別22,100円。
USBケーブル1本でPCと接続し、HDMIやDisplayPort、Ethernet、USBなどのポートを利用できるドッキングステーション。外部ディスプレイやさまざまな周辺機器をドッキングステーションにまとめてつなげられる。
PCとドッキングステーションをつなぐためのUSB Type CケーブルとUSB-Aケーブルが各1本付属。ドックはUSB Power Delivery(USB PD)に対応し、USB-C接続時は対応ノートPCに最大60Wまで給電することも可能だ。対応OSはWindows 10、macOS 10.13~10.15、Chrome OS。
グラフィックチップを内蔵しており、ノートPCの外部ディスプレイ出力が可能。HDMIとDisplayPortを背面に2系統ずつ備えており、4K/60fpsの画面を同時に2つ出力できる。ノートPCと同じ画面を表示するミラーモードと、異なる画面を表示する拡張モードが選べる。
なお、映像出力は「DISPLAY OUT1」、「DISPLAY OUT2」の端子枠にまとめられており、端子枠ごとのHDMIとDisplayPortは排他仕様。また、HDCPで保護された映像コンテンツは表示できない。
PC接続用のUSB Type-C(USB 3.2 Gen 1/USB PD 2.0準拠)のほか、USB 3.2 Gen 1対応のUSB Type-C×2(前面)と、USB A 計4基(前面×2、背面×2)搭載。ギガビット対応Ethernet端子、マイク音声入力(3.5mm)、ステレオミニのヘッドホン端子も備える。
ドライバーはインターネット経由でダウンロードしてインストールするかたち。ドッキングステーションのEthernetのMACアドレスをPC本体のMACアドレスに変更できる無料ソフト「MA Changer」(Windows用)も提供する。本体サイズは約223×80×26mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約370g。電源用ACアダプターなどが付属する。