ASRockは11月17日、AMD Radeon RX 6800 / 6800 XTを搭載するTaichi、Phantom Gaming、Challengerシリーズのオリジナルグラフィックスカード4製品を発表した。現在のところ発売日や想定売価については未定。
Radeon RX 6800 XT Taichi X 16G OC
ハイエンドモデルとして、Taichiシリーズに属する「Radeon RX 6800 XT Taichi X 16G OC」が登場。冷却システムには強力な冷却性能を実現する「Striped Axial Fan」を組み合わせるトリプルファンを搭載。正面と上部にはPolychrome SYNCに対応するARGB LEDを内蔵し、ライティングのカスタマイズを行える。基板の曲がりを防ぐ金属フレームとバックプレートを備える他、お気に入りのBIOS機能を本体の切り替えスイッチで選択可能なデュアルBIOSを搭載する点も特徴だ。
補助電源に8pin×3を要求。映像出力端子にDisplayPort 1.4×2、HDMI 2.1×1、USB-C×1を搭載する。
Radeon RX 6800 XT Phantom Gaming D16G OC /
Radeon RX 6800 Phantom Gaming D16G OC
ミドルレンジモデルとして、「Radeon RX 6800 XT Phantom Gaming D16G OC」と「Radeon RX 6800 Phantom Gaming D16G OC」を発表。トリプルファンによる優れた冷却システムを搭載するモデルで、金属フレームとバックプレートも共通して搭載。Polychrome SYNC対応ARGB LEDでライティングのカスタマイズもサポートする。黒と朱を貴重としたクールな外観で、Phantom gamingシリーズの同社マザーボード製品との組み合わせにも最適だとしている。
補助電源に8pin×3を要求。映像出力端子にDisplayPort 1.4×3、HDMI 2.1×1を搭載する。
Radeon RX 6800 Challenger Pro 16G
メインストリームモデルには「Radeon RX 6800 Challenger Pro 16G」をラインナップ。トリプルファンによる優れた冷却性能を備え、Polychrome SYNCをサポートするARGB LEDパネルも搭載する。補助電源に8pin×2を要求。映像出力端子にDisplayPort 1.4×3、HDMI 2.1×1を搭載する。
なお、米AMDは既にRadeon RX 6800シリーズを11月18日から順次発売すると発表しており、参考価格は「Radeon RX 6800 XT」が649ドル、「Radeon RX 6800」が579ドルとなっている。