NZXTは6月16日、Ubisoft EntertainmentのFPS「Tom Clancy's Rainbow Six Siege」の世界観を再現したミドルタワーPCケース「H510 Siege」を発表した。世界限定で500台を販売する。価格は35,000円(税別)。日本向けには2020年夏以降に発売の予定。
ベースモデルは「H510」で、左側面パネルにバリケードをペイント。前面パネルには、LEDにより発光するRainbow Six Siegeの「6」のロゴを描いた。これらに加えて本体各所には、激しい戦闘を感じさせるウェザリングも施されている。
搭載ベイ数は、内部3.5インチベイが2+1基、内部2.5インチベイが2+1基。右側面には強化ガラス製パネルを使用し、右側面下側部分をサイドプレートで覆い、電源ユニットや電源ケーブルなどが見えないよう設計。本体内部にはケーブルを隠すための縦長の金属プレート(ケーブルバー)を備え、煩雑になりがちなケーブル類を隠せる。
搭載可能ファン数は、前面に140mm×2基(120mm×2基)、背面に120mm×1基、上面に140mm×1基(120mm×1基)。標準搭載のファンは、背面と上面に120mm×1基ずつ。水冷ラジエターは前部に280mm、後部に120mmサイズのものを装着でき、すべての吸気部分にはダストフィルタを備える。
そのほか主な仕様は、拡張スロット数が7基、拡張カードスペースが最長381mmまで、CPUクーラーの高さが165mmまで。外部インタフェースは、USB 3.1 Type-C Gen2×1、USB 3.0 Type-A Gen1×1、ヘッドセット用3.5mmミニジャック(4極)。本体サイズはW210×D428×H460mm、重さは6.6kg。対応フォームファクタはATX、マイクロATX、Mini-ITX。