ミヨシは4月17日、気化熱の原理を利用して温度の下がった空気を送り出す冷風機器「USB冷風扇 USF-16」を発表した。4月下旬に発売する。価格はオープン。

  • USB冷風扇 USF-16」

水が蒸発する際に周辺の空気の熱を奪う気化熱の原理を利用し、温度の下がった空気をファンの力で送り出す冷風機器。

一般的な扇風機の機能にプラスして周辺の気温を下げられるため高い冷却効果を体感できるという。一方で、エアコンのような急激な温度変化が発生しないため、夏場の冷えすぎが苦手な人にも適している。

  • ブラックとブルーの2色展開

USBポートから給電できるうえ、消費電力は最大5Wと低電力なので、モバイルバッテリーを使うことで外部電源の取れない場所でも使用が可能。

  • タンクを取り外して注水できるので、USBポートや電子部品等へ水が掛かる心配がない

本体から取り外して注水できるタンク式を採用。本体は幅15cm程度のコンパクトサイズで、机の上などの狭いスペースにも設置できる。

風向きは送風口部分のルーバーを上下方向に調整できるほか、風量は「弱・中・強」の3段階で切り替え可能。設定した風量がひと目で分かるLEDを搭載する。

  • デスクなどの狭いスペースにも設置できるコンパクトサイズ

本体サイズはW150×D145×H170mm、重さは約762g(フィルター含む)。タンク容量は約380ml(満水で約3~8時間動作)、消費電力は5W、運転音は約45~55dB、推奨使用距離は送風口から約30~70cm。フィルター寿命は約6カ月となっている。カラーはブラックとブルーの2色展開。