TUF対抗?の高耐久マザーがASRockから

ASRockの「B450 Steel Legend」は、Ryzenに対応するB450チップセット搭載マザーボードだ。この「Steel Legend」は、「鋼のような耐久性の高さ」をウリにした新シリーズ。低価格モデルながら、ニチコン製12KブラックコンデンサやM.2用ヒートシンク等が搭載されており、コストパフォーマンスの良さには期待できそうだ。価格は14,000円前後。

  • ASRockの「B450 Steel Legend」。基板は迷彩柄で、RGBにも対応する

  • プレミアム60Aパワーチョークなど、各所に高性能な部品を採用した

ちょっと変わった型番のGeForceが登場

NVIDIAから新型GPU「GeForce GTX 1660 Ti」が登場、搭載グラフィックスカードが一斉に発売となった。型番こそ1000番台なものの、これは2000番台と同じTuringアーキテクチャを採用したGPUだ。価格は3万円台後半からと、1カ月前に登場したRTX 2060よりさらに1万円ほど安く、購入しやすい価格帯になっている。

  • ドスパラ秋葉原本店では、なんと深夜販売まで行われた。ただ情報解禁前のため、このように直前まで「何を売るのか」が分からない状態に

2000番台との大きな違いは、リアルタイムレイトレーシングに非対応ということだ。そのためRTXは名乗れず、GTXとなっているわけだが、CUDAコア数はRTX 2060の1,920基から1,536基へと減っているだけなので、通常性能はGTX 1060から1.5倍も高速になっているという。リアルタイムレイトレーシングに興味が無ければ、良い選択になるだろう。

今回、発売が開始されたのは以下の各モデル。いずれもオリジナルのVGAクーラーを搭載しており、Mini-ITXサイズのショート基板モデルも複数登場している。補助電源が6ピンではなく、8ピンが必要になるものの、コンパクトで高性能なゲーミングPCを構築するのにも良さそうだ。

メーカー 製品名 クロック 価格
GIGABYTE GV-N166TOC-6GD 1800MHz 40,000円前後
GIGABYTE GV-N166TIXOC-6GD 1785MHz 41,000円前後
MSI GeForce GTX 1660 Ti GAMING X 6G 1875MHz 45,000円前後
MSI GeForce GTX 1660 Ti AERO ITX 6G OC 1830MHz 39,000円前後
ZOTAC ZTGTX1660TI-6GB 1770MHz 38,500円前後
Palit GeForce GTX 1660 Ti StormX OC 1815MHz 35,980円(ドスパラ)
  • GIGABYTE「GV-N166TOC-6GD」。出力は、DisplayPort×3とHDMIを備える

  • GIGABYTE「GV-N166TIXOC-6GD」は、シングルファンのショート基板モデル

  • MSI「GeForce GTX 1660 Ti AERO ITX 6G OC」もショート基板モデルだ

  • 出力はこの3端子。GTX 1660 Tiでは、DVI搭載モデルもちらほら見かける

  • MSI「GeForce GTX 1660 Ti GAMING X 6G」はTWIN FROZRクーラー搭載で高速

  • ZOTAC「ZTGTX1660TI-6GB」。特徴の異なる2つのファンを搭載している

  • Palit「GeForce GTX 1660 Ti StormX OC」は、ショート基板で最安値

  • このモデルもDVI出力を搭載する。残りは、DisplayPortとHDMIが各1だ