東京ゲームショウ2018ではレノボ・ジャパンが初出展していました。LegionはLenovoのゲーミングPCで、以前はLenovo Yシリーズとして展開していたものをブランドとして独立させました。

  • レノボのLegionブース

ブースにはデスクトップ型のLegion T530、キューブ型のLegion C530、ノートPCのLegion Y530と3タイプのPCを展示するほか、LenovoがUbisoftのRainbow Six : Siege Pro League and MajorsのPC&モニタパートナーということもあり、5台のT530を使った試遊台を設置、5人そろわなくてもブース説明員と共にRainbow Six Siegeを遊ぶことができました。

  • ブースの中心は5台のRainbow Six Siege試遊台。ほかにシステムの展示があります

  • デスクトップのLegion T530。ゲーミングPCとしてはシンプルにまとまっているのが特徴です

  • キューブタイプのLegion C530。上部に取っ手が付いており、動かす場合に便利そう

  • 15.6型ノートのLegion Y530

  • Rainbow Six Siege試遊台はLogicoolのマウス、キーボードとベンキューのゲーミングモニターで構成されており、おひとり様でもメンバーがサポートします

ビジネスデイ初日には、レノボがスポンサードをしている東京ヴェルディeスポーツのFIFA部門に所属するy0ichiro選手を交えてのトークセッションがありました。FIFAは毎年発売されるサッカーの人気タイトルですが、y0ichiro選手はFIFA17の週間ランキングで世界2位になったほか、FIWC(FIFA eWorld Cup)でも優秀な成績を収めている選手です。来週FIFA 19が発売されるということで、現在は体験版を毎日2時間ほどプレイしているそうです。

  • トークセッション。左から東京ヴェルディeスポーツ所属のy0ichiro選手、レノボ・ジャパン デスクトップ製品担当マネージャーの藤井浩明氏、eスポーツコミュニケーションズ合同会社 代表執行役員社長の筧誠一郎氏

  • Rainbow Six Siege試遊台はLogicoolのマウス、キーボードとベンキューのゲーミングモニターで構成されており、おひとり様でもメンバーがサポートします

  • 筧氏の説明から。リアルのプロスポーツチームがeスポーツチームを結成することも多いといいます

  • プロスポーツリーグがeスポーツリーグを開催するケースもあるそうです

東京ヴェルディホームゲームにてファン交流イベントを開いたこともあり、エキシビションマッチや観客参加型の対戦もあったとのことで「もしも東京ヴェルディがJ1に復活すれば、FIFAで東京ヴェルディの選手を使う事もできる」とアピールしていました。

  • 東京ヴェルディ eスポーツは日本におけるプロスポーツチームのeスポーツ部門発足の先駆けで、2016年の時点でレノボもスポンサーとなっています

社長が独断でPUBG企業対抗戦 in TGSに申込み?

ビジネスデイの2日目にはPUBGが好きなベネット社長がTGS2018会場で行われる「第一回 PUBG企業対抗戦 in TGS」に申込み、監督兼選手として登場しました。PUBGは最大100名が最後の1人になるまで戦うバトルロワイヤルゲームで、勝者になることは「ドン勝」といわれています。

4名1チームのチーム戦も盛んにおこなわれており、今回も1チーム4名が20チームでのバトルとなりました。会場の実況担当者はまさかレノボ・ジャパン/NECパーソナルコンピューターの社長とは思っていなかったようで「日本語のウマい外国人」としか認識していないようでした。

なおメンバーには社外の助っ人を1名まで起用することができ、ベネット社長のほか、デスクトップ製品担当マネージャーの藤井浩明氏、ノートパソコン製品担当マネージャーの三島達夫氏とRimseRera所属のBeguz選手でチームを構成していました。

  • 選手入場で登場するチームLEGION。左からRimseRera所属のBeguz選手、レノボ・ジャパン ノートパソコン製品担当マネージャーの三島達夫氏、レノボ・ジャパン デスクトップ製品担当マネージャーの藤井浩明氏、Lenovo Groupグローバル バイスプレジデント兼レノボ・ジャパンの代表取締役社長およびNECパーソナルコンピュータ(NEC PC)の代表取締役執行役員社長デビット・ベネット(David Bennett)氏

  • 試合前にインタビューを受けるベネット氏

試合ですが、マップのほぼ中央に陣取り最初の安全地帯に入っていたものの、安全地帯縮小に伴う乱戦に巻き込まれたため27分52秒にBeguz選手が倒れ、チーム成績は9位で終わりました。「Lenovoは今後もイベント等を通じてe-Sportsの盛り上げに協力したい(ベネット社長)」と語っており、今後の活動に期待できそうです。

  • スタート直後のマップ。Schoolと呼ばれるエリアに集結していました

  • 18分ごろの安全地帯縮小を機に乱戦状態となり、19分13秒で藤井氏、19分19秒に三島氏、19分30秒にベネット社長が戦線離脱

  • 助っ人のBeguz選手はNVIDIAの高橋氏を倒すなどの活躍を見せましたが……

  • 27分52秒にBeguz選手が倒れ、チーム成績は9位で終了。ちなみにドン勝は会場応援団の声援を受けていたバンダイナムコチームでした