Appleは「Macの向こうから」と題した新しいCMを公開をした。世界の各地でMacを実際に使ってクリエイティビティを発揮しているユーザーが登場し、「世界を変える何かを Macの向こうから」というメッセージを伝えている。
CMには筋電センサーを使った作品で知られるRhizomatiksの真鍋大度やミュージシャンのGrimesらが出演しており、音楽はダニエル・ジョンストンの"The story of an Artist"をフィーチャー。クリエイティブな仕事に携わっている人を唸らせる、Appleらしいエッジの効いた人選だ。
クリップ内で出てくるのは、様々なモデルのMacBook。よく見ると、結構古いタイプのものも出てくるので、何機種あるのかカウントしてみても面白いかもしれない。
また、メインの「Macの向こうから」以外に、AppleのWebサイトでは以下の3本のクリップが公開されている(すべて英語だが、日本語字幕が付き)。様々な場面でMacが創造性を高めるための良き相棒になってくれるとともに、Macを使えば誰もがクリエイティブになれるということを伝えている。
視覚がほとんどないフォトグラファー・Bruce Hallは、Macを使って美しい写真を作り出すプロセスを紹介。MacBookが見える世界を変えてくれ、10年前できなかったことができるようになったと語る。「いま最高に楽しい」そうだ。
プログラマー・Peter KariukiはMacを使って、ルワンダの道路をより安全なものにするためのアプリケーションを開発した経緯を解説している。危険運転をモニタリングし優良な運転者に育てる仕組みを提供しているそうだ。Macはアイディアを実現させ人々との共有を可能にする相棒だという。
前述のGrimesがオリジナル曲の作曲、録音、制作のすべてをMac上で行う様子を捉えた映像。誰もが使えるツールがあるから、誰だって私のようにできると説く。テクノロジーのおかげで、自分が音楽を作り始めた頃よりもはるかに手軽になったと述懐する。