台湾MSIは29日、日本のゲーミングデスクトップPC市場に参入を開始し、その第1弾製品として、コンパクトゲーミングPC「Trident 3」を発表した。4月上旬より発売する。店頭予想価格198,000円前後(税込)。同日に開催されたメディア向け説明会の様子は、追ってお伝えする。

Trident 3本体は、縦置きも横置きも可能

Trident 3は、コンソールサイズのコンパクトゲーミングデスクトップPC。グラフィックスカードの格納エリアを独立させ、外気を取り込めるようにした「Silent Storm Cooling機構」を採用。冷却性能を高めている。搭載するグラフィックスカードは、動作温度が50度以下の低負荷時にファンの動作を停止する「ZeroFrozr機能」をサポート。静音性に配慮した。VRゲームのプレイを考慮し、前面にHDMIポートを装備。VRヘッドマウントディスプレイが接続しやすくなっている。

主な仕様は、CPUがIntel Core i7-7700(3.60GHz)、チップセットがIntel H110、メモリがDDR4-2400 16GB(最大32GB)、ストレージが128GB M.2 SSD+1TB HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 1060(6GB)。OSはWindows 10 Home。

ネットワークは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1(Intel I219V)、IEEE802.11ac/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.2。インタフェース類は、USB 3.1 Type-C×1、USB 3.1 Type-A×3、USB 2.0×4、HDMI出力×1、HDMI入力×1など。本体サイズはW346.25×D232.47×H71.83mm。3.17kg。

今後の展開として、ゲーミングデスクトップPCの最上位モデルでNVIDIA GeForceのSLI構成が可能な「Aegis Ti3」や、ハイレゾオーディオにも対応した「Aegis X3」も、順次市場に投入する予定だ。