プリンストンは2月17日、4K動画やハイレゾ音源の再生に対応するホームメディアサーバ(NASキット)の「PAV-HMS420」と「PAV-HMS220」を発表した。価格はオープンで、店頭予想価格(税別)は「PAV-HMS420」が54,800円前後、「PAV-HMS220」が44,800円前後。
PAV-HMS420
「PAV-HMS420」はDLNAに対応し、保存したファイルはメディアプレーヤーやネットワークオーディオなどから再生可能。ハイレゾ音源は、WAVやFLACのPCM形式、またはDSDIFやDSFなどのDSD形式に対応する。
NASキットになっており、SATA HDDを2台まで内蔵できる。RAIDもサポートし、RAID 0 / 1 / JBODを設定可能。CPUにはIntel Celeron(クアッドコア)、メモリにはDDR3 4GBを搭載する。入出力インタフェースとして、HDMI、DisplayPort、SPDIFを備えるため、TVやオーディオアンプと接続してメディアプレーヤーとしても利用できる。
外出先からモバイル端末を使ってのリモートアクセスに対応。本体のUSBポートにUVC対応のWebカメラを接続すれば、ネットワークカメラとしても利用できる。OSにはThecus OSを採用。
インタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×2、USB 3.0×3、HDMI×1、DisplayPort×1、SPDIF×1。本体サイズはW102×D213×H146mm、重量は約2.5kg。対応OSはWindows 7(SP1) / 8.1 / 10、Mac OS X 10.8以降、Android 4.4以降、iOS 8.1以降。
PAV-HMS220
「PAV-HMS220」は、CPUがIntel Celeron(デュアルコア)のモデル。メモリは2GBで、DisplayPortとSPIDFは搭載されていない。その他の仕様は「PAV-HMS420」とほぼ共通。