SteelSeriesは14日、各種情報や画像を表示できる有機ELディスプレイとバイブレーション機能を搭載したゲーミングマウス「SteelSeries Rival 700」を発表した。発売は7月22日で、直販価格は税別12,000円。

SteelSeries Rival 700

有機ELはマウス側面に配置されており、プレイヤーネームやGIFアニメなどの表示が可能なほか、ゲームプレイ中のキャラクターのヘルスやヘッドショット数、命中率なども表示できる。プロファイルの切り替えといったマウスの各種設定も、このディスプレイ上で確認しながら変更できるようになっている。

有機ELは左側面の先端近くに搭載されている

「タクタイル(触覚)アラート」と呼称されるバイブレーション機能は、ゲーム内の様々なイベントやヘルス低下、ヘッドショットといった状況を異なる振動パターンでプレイヤーに通知。モーターはマウス中心部に配置され、震動方向は上下に制限されているため、震動がマウスのトラッキングに影響を与えることはないという。

マウス本体のカスタマイズも可能。デフォルトではセンサーモジュールとしてPixArt 3360が同梱されているが、別売のPixArt 9800レーザーセンサーモジュールに換装できる。トップカバーも交換でき、ネームプレートを公式サイト内の3Dプリンタ用データを利用し自分で作成することもできる。

搭載ボタンの割り当てやマクロ、LEDカラーといった本体のカスタマイズは、無料のソフトウェア「SteelSeries Engine 3」を利用する。有機ELディスプレイの表示内容やタクタイルアラート、振動パターンなども同ソフトで設定可能。

主な仕様は、ボタン数が7、インタフェースがUSB、CPIが100-16000、最大加速度が50G、ポーリングレートが1msなど。ケーブルは1m(ラバー)/2m(布巻)の2種類が付属する。本体サイズはW68.46×D124.85×H41.97mm、重量は135g。対応OSはWindowsとMac。

「SteelSeries Rival 700」同梱物