ディラックは16日、台湾Lian Li製のPCケースとして、チャンバー構造を採用するミドルタワーケース「PC-K6SX」と「PC-K6X」を発表した。5月27日から発売する。店頭予想価格(税別)は、「PC-K6SX」が17,800円前後、「PC-K6X」が14,800円前後。
PC-K6SX
「PC-K6SX」は、SECC(スチール)素材を採用するミドルタワー型のATXケース。フロントパネルが開閉式になっており、サイドパネルに吸音シートを貼り付けることでケース内部のノイズや振動を抑制している。内部構造には、電源とマザーボードのエリア、およびストレージのエリアに分かれたチャンバー構造を採用した。各エリア間の熱干渉を防ぎ、冷却効率を高めている。
搭載ベイ数は、外部5.25インチベイ×2基、内部3.5インチ/2.5インチ共用ベイ×7基。ストレージ類はツールレスで着脱可能。標準搭載ファンは前面に120mm×2基、背面に120mm×1基。オプションで前面に120mmもしくは140mm×2基、上面に120mmもしくは140mm×2基を追加できる。上面には120mm×240mm×60mm、もしくは140mm×280mm×60mmクラスの水冷ラジエターを内蔵可能だ。
そのほか主な仕様は、拡張スロット数が7基、拡張カードスペースが310mmまで。搭載CPUクーラーの高さは最大170mmまで。搭載電源ユニットの奥行きは310mmまで。外部インタフェース類はUSB 3.0×2基、USB 2.0×1基、ヘッドホン出力、マイク入力。本体サイズはW220×D515×H495mm、重量は8.1kg。対応フォームファクタはATX、マイクロATX。
PC-K6X
「PC-K6X」は、フロントパネルが開閉式になってないオーソドックスモデル。サイドパネルの吸音シートも省略されている。そのほかの仕様は「PC-K6SX」とほぼ共通。