ASUSTeK Computerは11日、チップセットにIntel Z170を搭載したATXマザーボード「Z170-WS」を発売した。店頭予想価格は税込59,000円前後。
PCI Express 3.0に対応したx16形状のスロットを4基備える。8レーン4本を使用し、グラフィックスカードを4枚装着できる。マルチGPU機能はNVIDIA SLIまたはAMD CrossFireXをサポートする。
ASUS製マザーボードではおなじみのデジタル電源回路「DIGI+ VRM」や、CPU電圧の制御やオーバークロック関連の処理を行う「TPU」、電源回路の制御をはじめとした電力供給関連の処理を行う「EPU」、CPUのクロックを生成する「PROClock」により、安定した動作とCPUのパフォーマンスを引き出すとしている。
また、ストレージインタフェースとして、PCIe 3.0 x4接続に対応したM.2を2基搭載。RAIDの構築も可能となっている。
このほか、ASUSが独自に改良を行い、低発熱や高耐久を実現する電源コネクタ「ProCool電源コネクタ」や、POST時のQ-CodeをUSBメモリに保存する「Q-Code Logger」機能、CPUファンとケースファンの回転速度を温度に応じて細かく制御できるファンコントロール機能「Fan Xpert 3」といった機能を備える。
ソケット | LGA1151 |
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チップセット | Intel Z170 |
メモリ | DDR4 3733(OC)MHz×4(最大64GB) |
拡張スロット | PCI Express 3.0 x16×4(x16/-/-/-、x16/x16/-/-、x16/x8/x8/-、x8/x8/x8/x8)、PCI Express 3.0 x4×1 |
ストレージ | SATA 6Gb/s×6、M.2(PCIe 3.0x4接続対応)×1、U.2×1 |
対応RAID | 0/1/5/10 |
ネットワーク | 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T×2(Intel I219V、Intel I210-AT) |
サウンド | High Definition Audio(Realtek ALC1150) |
フォームファクタ | ATX |
そのほか | USB 3.1×2(Type-A×1、Type-C×1)、USB 3.0×9、USB 2.0×6、HDMI×1、DisplayPort×1、オーディオジャック×1など |
店頭予想価格 | 税込59,000円前後 |