キヤノンは2月18日、小型軽量・光学42倍ズームのコンパクトデジタルカメラ「PowerShot SX420 IS」を発表した。2月下旬の発売を予定しており、価格はオープン、キヤノンオンラインショップでの直販参考価格は37,800円前後(税別)の見込み。
従来モデル「PowerShot SX410 IS」の後継となり、本体サイズと重さをキープしたまま、光学ズームの倍率を少しだが伸ばした。従来モデルのPowerShot SX410 ISは光学40倍ズーム、新モデルのPowerShot SX420 ISは光学42倍ズームとなる。35mm換算の焦点距離は、PowerShot SX410 ISが24mm~960mm、PowerShot SX420 ISが24mm~1008mmだ。
大きな進化点としては、ワイヤレス機能が上げられる。PowerShot SX410 ISはワイヤレス機能を持たなかったが、PowerShot SX420 ISはWi-Fi機能とNFC機能を新たに搭載。スマートフォンなどとのWi-Fi接続を簡単に行うWi-Fiボタンも備える。映像エンジンは「DIGIC 4+」のままだが、動画記録がMOV形式(HD/25fps)からMP4形式(HD/25fps、映像:MPEG-4 AVC/H.264・音声:MPEG-4 AAC-LCステレオ)に変更された。
そのほか主な仕様は、撮像素子が有効約2,000万画素・1/2.3型CCD、レンズの開放F値がF3.5~F6.6、対応感度がISO100~1600、最短撮影距離がワイド端とマクロで0cm、テレ端で1.4mとなる。背面の液晶モニターは3.0型・約23万画素で、記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカードだ。16GBメディアの使用時、最大撮影枚数が約3,017枚、動画が約2時間35分となる。本体サイズはW104.4×H69.1×D85.1mm、重量は約325g(バッテリーとSDメモリーカードを含む)。