ASUSTeK Computerが8月5日に発表したマザーボード「MAXIMUS VIII EXTREME」が、日本市場で12月23日に発売される。価格はオープンで、店頭予想価格は72,000円前後(税込)。

MAXIMUS VIII EXTREME

「R.O.G.(Republic of Gamers)」シリーズに属し、オーバークロッカー向けに特化したハイエンドマザーボード。外付け操作パネル「OC Panel II」が付属しており、マザーボードのハードウェアを直接制御して、リモコン感覚でオーバークロック設定の変更などが行える。Kタイプの温度センサー用端子を2基装備し、-200度~+200度までの温度計測も可能。付属のブラケットを使用すれば5.25インチベイに組み込むこともできる。

付属の外付け操作パネル「OC Panel II」を使って、マザーボードのハードウェアを直接コントロール可能。PCケースの外部2.5インチベイにも組み込める

特別設計の電源回路「Extreme Engine Digi+」は、極冷環境などにも耐える部品レベルで構成。チョークコイルには「MicroFine Alloy Chokes」、コンデンサには-75度~+125度での動作に対応する「10K Black Metallic Capacitors」を使用する。

独自技術による3種類のカスタムチップチップも搭載。CPUの電圧制御などを行う「TPU」(TurboV Processing Unit)、電力供給関連の処理を行う「EPU」(Energy Processing Unit)、CPUのクロックを生成する「PRO Clock」により、CPU性能を引き出し基本性能を高めるという。

そのほか、PCを確実に再起動させる「ReTryボタン」、CMOSをクリアせずにPCを起動する「Safe Bootボタン」、極冷オーバークロック用の「LN2モード」、一時的にCPUクロックを下げる「Slowモード」など、オーバークロックに対応する多彩な機能を搭載している。

■主な仕様
ソケット LGA1151
チップセット Intel Z170 Express
メモリ DDR4-2133~3866(O.C.)×4(最大64GB)
拡張スロット PCI Express (3.0)x16×3、PCI Express (3.0)x16×1、PCI Express (3.0)x1×2
ストレージ SATA 6Gbps×6、SATA Express×2、M.2×4、U.2×1
ネットワーク Gigabit Ethernet×1(Intel I219V)、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0
サウンド 8ch ROG SupremeFX 2015 HD Audio
フォームファクタ E-ATX
そのほか HDMI×1、DVI-D×1、DisplayPort×1、USB 3.1×4、USB 3.0×8、USB 2.0×6、PS/2×1など
発売日 12月23日
店頭予想価格 72,000円前後